89~90本目。
原題:About Time
監督:リチャード・カーティス
キャスト:ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムス、
「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督が、タイムトラベルを繰り返す青年が本当の愛や幸せとは何かに気づく姿を描いたロマンティックコメディ。イギリス南西部に住む青年ティムは自分に自信がなく、ずっと恋人ができずにいた。21歳の誕生日に、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父親から知らされたティムは、恋人を得るためタイムトラベルを繰り返すようになり、やがて魅力的な女性メアリーと出会う。しかし、タイムトラベルが引き起こした不運によって、その出会いがなかったことになってしまい、再び時間をやり直したティムはなんとか彼女の愛を勝ち取るが……。~映画.com~
2013年イギリス映画。過去のあの時、ああしていたら、もっとこうなっていただろうに・・というような誰でも持つ後悔の想いに重ねるようなストーリーでした。こんなふうに過去を微調整できたらいいだろうな~と思いつつ、でもそれが可能になってしまうと、「やりなおせばいいや」ということで「現在」をちゃんと生きなくなってしまう。今この瞬間を一生懸命に生きることこそが大切なのだというメッセージかなと思いました。淡々とした展開と温かい感情がじんわりとくるイギリス映画らしい作品でした。
原題:Iris
監督:アルバート・メイズルス
キャスト:アイリス・アプフェル、カール・アプフェル
インテリアデザイナー、実業家などさまざまな肩書きを持ち、ファッションアイコンとしてニューヨークのカルチャーシーンに影響を与え続けるアイリス・アプフェルの成功の秘訣や魅力に迫ったドキュメンタリー。1950年代からインテリアデザイナーとして活躍し、ホワイトハウスの内装を任され、ジャクリーン・ケネディを顧客に持つなど、輝かしいキャリアを誇るアイリス。そんな彼女の展覧会や老舗百貨店でのディスプレイ企画、売り切れ続出となるテレビショッピングなどに密着し、自由で楽しく生きることとサクセスを両立させたアイリスの魅力が描かれる。~映画.com~
2014年アメリカ映画。この人のおしゃれの色の取り合わせとかアクセサリーの選び方とか刺激的でした。彼女のご主人(映画公開の翌年、100歳で亡くなられたそうです)が、長年の結婚生活について「美しい旅のような人生だった」と表現していたのが心に残りました。90代になっても尚、伴侶がいて、世の中から求められて・・とても素敵な人生だなと。