プラスチックごみによる環境汚染への関心が高まっているこの頃。最近はカフェで冷たいドリンクをオーダーすると従来のプラスチック製ではなく紙製のストローがついてくることが増えました。先日、立ち寄ったカフェでオーダーしたドリンクには麦わら製のストローがついてきました。
考えてみればstrawとは「藁」、「麦わら」のこと。
プラスチック製ストローが一般的になる以前は麦の穂を取った後の茎(麦稈というそうです)が使われていたそうです。規格化、大量生産時代から一巡して再びオリジナルに戻った感じでしょうか。
そういえば麦わら帽子はstraw hat、藁を下にしいて栽培するイチゴはstrawberry。
strawを使った慣用句も英語にはいっぱいあります。
「麦わら」、「藁」は、それだけ人々の生活に深くかかわってきたものということですね。
面白いなと思ったので10本入りのパックをひとつ買ってきました。
これならいずれ土に還る。燃やしても有害物質は出ない。
ちょっとだけ地球に優しいことをした気持ちになった日でした。