半夏生とは七十二侯のひとつ。

福井県では7月2日に鯖の丸焼きを食べる習慣があることを知りました。

その歴史を調べてみると、江戸時代、暑い夏を乗り切るために

福井の藩主が鯖を食べることを奨励したのが始まりなのだとか。

 

2年前まで住んでいた三重県津市には鰻屋さんがたくさんありましたが、

同じようないわれがあります。

土地によって食するものは違えど、どちらもスタミナが付きそうな食材。

大変興味深いですね。

 

ところで福井に来てから頻繁に目にする鯖の丸焼き。

半夏生に限らず、月に1回ほど魚市場に丸焼きや焼き鯖寿司を買いにいっています。

普段食べているのはノルウエー産のものが多いのですが、

今回はスーパーで福井産の鯖を予約購入しました。

 

福井県には嶺北に眼鏡で有名な鯖江という街があります。

ここを通って地名を見るたび

「この辺、昔は海に鯖がうじゃうじゃいたから鯖江なのかな~うお座うお座うお座

などと想像しています。

福井産の鯖はノルウエーのものに比べると幾分あっさりした感じがしますね。

すりおろした生姜とお醤油でいただきました。(*^-^*)

 

焼き鯖寿司も併せて。香ばしさもいっぱい。

 

そしてもう一品。伊勢の赤福の朔日餅です。

ゆかりんちゃんが毎月、三重県から送ってくれるのです。本当にありがたいかぎり。ラブラブラブ

今月は夏らしく爽やかなブルーの包装紙です。

 

 

7月の朔日餅は竹流し水ようかんです。

一年間の朔日餅の中でも一番人気の商品だそうですが、例にもれず私もこれが一番好きです。

昔、名古屋に住んでいた時も7月の朔日餅だけは家族に頼んで送ってもらっていたほどです。(*^-^*) 

 

竹筒の反対側に錐で小さい穴をあけてお皿に出します。

竹筒からにゅるっと出てきた水ようかんの図。

おぉ、赤福の餡の色。

竹の香りも感じられる優しい甘さで美味しくいただきました。