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旅4日目。この日は快晴。晴れ
気温が27度まで上がり、とても日差しの強い日に。
2日目は閉園だった皇居東御苑に行きました。
 
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今回は大手町駅で降りて大手門へ歩きます。
東御苑は旧江戸城本丸、二の丸、三の丸の一部が
公園として整備され一般に公開されれたところです。
ここを訪れるのは実は二度目。
前回は来日していた外国人の友達と歩きました。
喋ってばかりだったので結局何も覚えていません。ショボーン
 
入り口のところには満開になった
つつじが咲いていてとてもきれいでした。
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大手門のところで簡単な荷物検査です。
 
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大手門はお城の玄関口。
当時はとても厳重な警備が敷かれ、
10万石以上の譜代がその任を負っていたとか。
 
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本丸大手門を警備する同心番所。詰め所です。
ここは下級武士が詰めていました。
 
同心番所の斜めくらいにある百人番所。
警備の建物が続きます。
 
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こちらは50mあるそうです。
江戸時代から残る数少ない遺構。
江戸城最大の検問所で百人が詰めていたのでこの名がついているそうです。
 
少し離れたところから。
 
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背景には近代的なオフィスビルが見えて
江戸時代と現代がひとつの空間に並立しているようです。
ちょっと不思議な感じ。
この旅で心に残った光景のひとつです。
 
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もうちょっと歩くと。
 
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今度は大番所。
 
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江戸城本丸への最後の番所です。
このセキュリティ体制、すごいですね。
他の番所よりも位の高い同心、与力が警備していたそうです。
 
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それにしても江戸城の石垣ってとても「きちん」とまとまっています。
戦国時代の野趣あふれる野面積みと対照的です。
 
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ちょっと字が読みにくいですが江戸城本丸跡に来ました。
急に視界が開け、広々とした空間が広がっています。
ここにかつての大奥があり、天守が建っていたのかと~。
 
端っこの散歩道を歩いてみました。
気温は高くてもまだ5月。
湿度が低いので日陰を歩くととても涼しいです。
 
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松の大廊下跡です。
この遊歩道の場所にはかつては江戸城の大廊下のひとつがありました。
 
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松の大廊下は全長50m、幅4mの畳敷きの廊下で
江戸城で2番目に大きい廊下でした。
襖に千鳥と松の絵が描かれていたことからこの名がついたとか。
のちの赤穂浪士討ち入りにつながる
吉良上野介への刃傷沙汰が起こった場所です。
 
人の悲嘆や恨み、悲しみが渦巻いた場所も
いまは緑に覆われた公園に。
時の流れを想います。
 
ちょっと歩いたところにある富士見多聞。
 
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江戸城にかつて15あったという多聞の唯一の現存遺構。
多聞とは石垣の上に築いた長屋造りの建物。兵器庫と防壁を兼ねています。
内部も一般公開されています。
 
更に歩くと・・石室。
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非常の際、大奥用の調度などを納めたところだったとか。
20㎡だそうです。ワンルームマンションのサイズでは?割と小さい。
これだけのところに大事なものが全部入るのかしら。
 
竹林。その手前には桜の島と呼ばれるところがありました。
花の頃はきっと素敵な眺めなのでしょう。
お掃除をされている方がたくさん。
 
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天守台です。
 
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高さ11m、東西41m、南北45mあるそうです。
御影石(花崗岩)で築かれています。
天守は58mもある外観5層、内部6階と立派なものだったようです。
 
天守は3度建て替えられているそうですが明暦の大火のあとは
石垣をなおしただけで再建されなかったそうです。
 
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この上に建つ天守、ここから見える御殿など
当時の姿を思い描くにはなかなかイマジネーションがいります。
 
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本丸御殿の跡地はいまは芝生の公園ですが当時はこんなふうに。
 
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ごろん・・と寝転んでいる人も結構いました。
 
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そんなふうにゆったり過ごしている人ってたいてい外国人観光客です。
日本人はなんだかせわしく歩きまわっている感じですね(笑)
 
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上を見上げても立派な木がたくさん。
 
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二の丸のほうはいかず、来た道を戻りました。
さすがに歩きすぎて足が疲れてしまいました。えーん
このまま東京駅のほうにいきました。
 
全部は回り切れなかったですが立派な石垣が印象に残りました。
江戸城は立派な日本の遺産ですね。
 
クローバークローバークローバークローバークローバークローバー
 
ずっと曇りか雨予報だったので、紫外線対策の日焼けどめとか
日傘、帽子をもたずに旅行に出てしまいました。
ふいを突かれたような晴天で短時間の外出ながら
しっかり日焼けしてしまいました。
5月は紫外線が一番強い時期。
あまり蒸し暑くないのでつい気が緩んでしまいました。