
旅行に出発する前日、何気なく夜のニュースを観ていたら
旧古河庭園のバラが見ごろ!との映像が流れていました。
ここには美智子上皇后、雅子皇后、愛子内親王殿下と
皇室の女性にちなんだバラの花が咲いているとのこと。
ライトアップの下で咲く花はとても美しく、
見ごろの時期に東京にいるのならぜひ行ってみよう、と
旅の日程に加えました。




東京に到着した翌日、午前のうちにまずここへ。
バラ園に近づくと立派な洋館が視界に入りました。
武蔵野台地の地形を利用し、小高い丘に洋館、
斜面に洋風庭園、低地に日本庭園を配したつくりになっています。
洋館と洋風庭園は鹿鳴館の設計で有名な
イギリス人建築家ジョサイア・コンドルによるものです。

洋風庭園は思っていたよりは狭かったですが
たくさんの種類のバラの花が優雅に咲いていました。
雅子さまのバラ、「エグランタイン」。(和名:マサコ)

ソフトピンクの花びらの優雅な姿形。
気品とゴージャス感の両方をもつ花だと思いました。
その横に咲く白いバラは「ロイヤルプリンセス」。
愛子様の誕生を祝って捧げられたバラなのだそうです。

こちらも花弁が多く、ふんわりと丸さを感じさせる姿。
愛子様のイメージってやっぱりこのクリーム色です。
清純さと上品さがあって。うまく選んだなあと思います。
隣り合ってこんな感じで咲いてます。

「プリンセス・ミチコ」。

皇太子妃時代の美智子様に捧げられたバラとのこと。
ちょっと花弁が開きすぎのようです。(´;ω;`)
名前を控えるのを忘れてしまったのですが
この黄色のバラがとても美しくて、
何度も戻ってきては観て・・を繰り返し
何枚も写真を撮ってしまいました。(笑)



この白いバラは「プリンセス・オブ・ウェールズ」。

ダイアナ妃のことですね。
大輪のゴージャスな花です。
下のバラは「マダムサチ」。

これは鈴木善幸元首相の妻・幸子さんに捧げられた花。素敵です。
こちら「ラ・フランス」。

「イングリッド・バーグマン」↓

「ローラ」↓

「丹頂」↓

バラのマークの高島屋のバラを思い出してしまいました。
これも美しい!
名前を失念。高貴さ、神秘的な美しさを感じました。

この他にもたくさん・・・!

それぞれの花とその名前を照らし合わせて
自分の中のイメージと重ね合わせてみる・・・
その作業がとても楽しく感じました。
建物内は一日に数回の館内ツアーに参加すれば
各部屋を観て回れるとのこと。

ツアーに参加しても内部の写真は撮影不可なのでやめておきました。
その代わりに館内に併設されたカフェで休憩して
ちょっとだけ雰囲気を味わいました。


このまま同じ敷地内にある日本庭園のほうに向かいます。
雰囲気ががらりと変わりました。続きます~