69~70本目。

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監督:大島渚
キャスト:三国連太郎、ヒュー・ハード、小山明子、沢村貞子、浜村淳

昭和二十年の夏、ある貧しい山村に米軍機が墜落。村人たちの山狩りにより、搭乗者である黒人兵が捕まった。地主の鷹野一正は、黒人兵の足首を鉄の鎖で固定し、村で“飼育”することにした。村の少年たちは物珍しさから、毎日のように黒人兵のもとを訪れ、彼の様子をうかがっていた。やがて少年たちと黒人兵との間に親近感がわくようになった。村には疎開者が多く、村民と一正との間にトラブルが多く発生していた。一正はトラブルの原因が黒人兵であると断定。少年たちは黒人兵を逃そうとするが、一正はナタで彼を殺してしまう。~AllCinema~

1961年日本映画。衝撃的な作品。村社会の恥部を見せつけられたような気分に。閉鎖的な社会での集団心理って怖い。教育をちゃんと受けてない人間は動物とあまり変わらないかもしれない。昭和20年という時代設定ですが、子供たちがこっくりさんをする場面がありました。昔からこういうのがあったんだなあ・・と。


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監督:行定勲
キャスト:豊川悦司、薬師丸ひろ子、水川あさみ、濱田岳、城田優

かつては売れっ子カメラマンだった北見俊介だが、今は写真も撮らずにダラダラと呑気な毎日を送っている。一方、健康オタクの妻さくらは、そんな夫に文句を言いながらもかいがいしく世話を焼く日々。しかしあるとき俊介は、友だちと箱根旅行に行く直前のさくらに“子どもを作る気がないなら、別れて”と切り出される。その場はごまかしたものの、さくらと入れ代わりでやって来た女優志願の蘭子といいムードになったところに、たまたま引き返してきたさくらが現われ、いよいよ愛想を尽かされる。その後、旅行に行ったさくらはなかなか戻らず、最初こそ独身生活気分を満喫していた俊介だったが…。〜All Cinema~

2009年日本映画。ねたばれになってしまうので書けないですが、20年くらい前にヒットしたアメリカ映画の焼き直しみたいなストーリーでした。いま目の前にいる人を大切にすべきと思わされた作品です。最後に流れる井上陽水さんの曲がなぜか心に残りました。