
福井県嶺南地方の今日は引き続き冬のように寒い日でした。
桜は全体的にはまだ二分も咲いてないのではという状況です。
小浜でも唯一、満開と伝えられていた妙祐寺の枝垂れ桜を
二年ぶりに観に行ってきました。

山間の集落に咲く見事な一本桜です。
今回はひとりで現地まで車を運転しました。
対向車が来たらパニックになりそうなほど狭い道をいきます



「来ないで、来ないで・・・!
」と

心の中で祈りながらの運転でした。(笑)
時間が日没前だったので
ちょっと暗い映りになってしまいました。

桜って何がいいかといえば
やっぱり背景との組み合わせですね。
桜がある場所は近くに山が迫っていて絵になる風景です。
写真にはうまく映せませんでしたが、
この山がちょうど日没前の陽光を反射して
薄く赤紫のような色に見えるんです。
清少納言の世界をみているようで
少しの間、背景の山の美しさに見惚れてしまいました。
春はあけぼの、というけれど夕刻の山の姿も
なかなか良いのではないかしら。






夜はライトアップがあるようですが
夜まで我慢できないほど冷たい空気に
心が折れて・・・帰ることにしました。
帰り道も遠くにみえる山肌がとても美しかったです。
桜を観に行ったはずですが
山の美しさが随分印象に残った今日のお花見でした。(^-^;
