51〜54本目。

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監督:黒澤明
キャスト:仲代達也、寺尾聡、根津甚八、隆大介、原田美枝子、宮崎美子、植木等、井川比佐志、ピーター

シェイクスピアの『リア王』を毛利3兄弟の物語に大胆に翻案して描いた絢爛豪華な戦国絵巻。過酷な戦国時代を生き抜いてきた猛将、一文字秀虎。70歳を迎え、家督を3人の息子に譲る決心をする。長男太郎は家督と一の城を、次郎は二の城を、三郎は三の城をそれぞれ守り協力し合うように命じ、自分は三つの城の客人となって余生を過ごしたいと告げた。しかし、秀虎を待っていたのは息子たちの反逆と骨肉の争いだった。やがて、秀虎はショックのあまり発狂してしまう。〜All Cinema~

1985年日本・フランス映画。戦国時代を舞台に「リア王」が下敷きになっている作品です。この頃の映画は舞台装置やロケへのお金の掛け方が全然違うんですね。スケールの大きさは「影武者」と同じくらい。仲代達也さん演じる秀虎の鬼気迫る表情、原田美枝子さんの怨念こもった楓が強く印象に残りました。肝心の三兄弟の印象はいまひとつです。シェイクスピアの四大悲劇と同じくこの物語も最後は悲しい結末です。「影武者」のほうが面白かったかな・・?

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監督:廣木隆一
キャスト:宮崎あおい、向井理、榎本明、リリー・フランキー

幼い頃に入院生活を送っていたツマは、絵本『きいろいゾウ』が大好きで木々や動物たちの声が聞こえる女の子。一方のムコは、背中に大きな鳥のタトゥーを入れた売れない小説家。2人は満月の夜に出会い、すぐに結婚する。のどかな里山でゆったりとした田舎生活を送るムコとツマ。そんなある日、ムコ宛に差出人のない1通の手紙が届いたことから、2人の平穏な日常が崩れ始めていく。〜All Cinema~

2012年日本映画。私の故郷、三重県松阪でロケした作品ということで気になっていましたが・・・。原作を読んでいたら鑑賞のし甲斐もあったのかもしれませんが、理解がいまひとつついていけず。滝汗 同じ三重を舞台にした作品でも「WoodJob」はすごく面白かったですが、こちらはメリハリがないというかよくわからない作品でした。方言指導は誰がしたのかな。随分ずれていました〜。チーン


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監督:大根仁
キャスト:妻夫木聡、水原希子、新井浩文、安藤サクラ、天海祐希、リリー・フランキー

奥田民生を崇拝し、彼のような“力まないカッコいい大人”を目指す33歳の雑誌編集者コーロキ。おしゃれライフスタイル雑誌の編集部に異動となり悪戦苦闘していた彼は、仕事で出会ったファッションプレスの美女、天海あかりに一目惚れ。しかし彼女は出会った男をことごとく狂わせてしまう魔性の女だった。そんなあかりにすっかり心奪われ、彼女の自由奔放な言動にただひたすら振り回されていくコーロキだったが…。〜All Cinema~

2017年日本映画。アマゾンプライムで無料視聴作品だったので観てみました。コミックが原作なのかしら。原作を知らなくてもそれなりに楽しめましたがかなり男性目線の作品という感じでした。笑い泣き 安藤サクラさんがとても印象に残りました。


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監督:ジョー・ライト
キャスト:ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、

1940年5月、第二次世界大戦初期。独裁者ヒトラー率いるナチス・ドイツの前にフランスは陥落寸前で、英国にも侵略の脅威が迫る中、新首相に就任した前海軍大臣のウィンストン・チャーチル。国民には人気があったものの、度重なる失策で党内はもちろん国王からも信頼を得られず、弱音を吐く彼を妻のクレメンティーンは優しく叱咤する。就任直後の演説では勝利を目指して徹底抗戦を誓うも、戦況は悪化の一途を辿っていく。そしてドイツ軍に追い込まれた英国軍が、ついにフランス・ダンケルクの海岸で絶体絶命の状況を迎える。英国への上陸もいよいよ現実の脅威となる中、犠牲を回避すべくドイツとの和平交渉を主張する外相ハリファックスの必死の説得を受けるチャーチルだったが…。〜All Cinema~

2018年イギリス映画。当時の雰囲気を知るには良かったかと思います。WWIIの頃の世界ではとても存在感があるヒーロー的な政治家だと思っていましたが、イギリスでは当初はあまり歓迎されている感じでもなかったのですね。知識不足もあってかあまり深いところまで理解できてなかったようです。滝汗