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報国寺から徒歩数分のところにある鎌倉最古のお寺。
鎌倉幕府成立よりも500年も前の創建とのこと。

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苔むした石段に茅葺の仁王門。
ここ、私の中ではこの日に巡った鎌倉の寺社の中で
最高の印象が残るお寺でした。

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仁王門にはられた無数のお札。


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目の前の苔むした石段は立ち入り禁止になっているので
横の石段を使って本堂に向かいました。
よくみると石段もすり減って、すり減って
形がいびつになっているのです。

1000年を超える歴史の中でどれだけ多くの人々が
ここを踏みしめてお寺に通ってきたのでしょう。
その上にびっしりと生えた苔。
この石段を見るだけでこのお寺の長い歴史を感じます。

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弁財天。

本堂。ここも茅葺。

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どっしりと重厚な本堂。
内部の写真撮影はNGだったことが非常に残念でした。
というのも本堂内部に張られた無数のお札、壮観なほどだったんです。

人々はどんな想いを込めて、
仏さまにどんな救いを求めて
一枚一枚のお札をここに張っていったのでしょう。
彼ら彼女らの身体はもうこの世にないけれど
「想い」がここにまだ生きているかのようで。

あまり観光客(参拝客?)がいない静かなお寺でした。
苔が輝く梅雨の時期にまた訪れてみたいです。
できれば少人数で静かにお詣りしたいなと。

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近くの住宅街を流れる川。
鯉がいっぱい泳いでいてびっくり。