29〜30本目。

原題:BOHEMIAN RHAPSODY
監督:ブライアン・シンガー
キャスト:ラミ・マレック、ルーシー・ボーイントン、グウイリム・リー、ベン・ハーディー、ジョー・マッゼロ
伝説のバンド“クイーン”の栄光と知られざる苦闘の物語を、リード・ヴォーカル、フレディ・マーキュリーの短くも壮絶な人生を軸に描き出した感動の音楽伝記映画。〜All Cinema~
2018年イギリス/アメリカ映画。三連休にようやく映画館で観てきました。上映期間の最終期になるとイオンシネマだったらとても小さいシアターになるのに、敦賀のアレックスシネマでは封切の時に使うような広いシアターでちょっと得した気分
(でもお客さんは1割程度・・)。

この作品では「音楽」が大事な要素。設備の整った映画館で大音量で鑑賞することができて良かったです。感想ですが・・・世間の評価が凄くて期待値が高くなりすぎていたようです
3回観たとか10回観たとかいう声もありましたが、二回目まではもういいかなと(ラスト20分のエイドライブだけで十分かも?)。コンサート会場でカメラが上空から急降下してステージに接写していくシーンから始まるエイドライブの場面が圧巻でした。楽曲はどれも馴染みのあるものばかり。曲のひとつひとつが心に染みます。

(表現間違っているかもしれませんが)人はその欠陥を補うために自身の才能を発揮する・・ということを聞いたことがあります。フレディの人生を映画で振り返ると「孤独」という「欠けたもの」があったからこそあれだけ聴衆の心に響く名曲を歌えたのかしらと思いました。フレディ・マーキュリーの衝撃の告白と翌日の突然の訃報は今でも記憶に残っています。まだ45歳だったことが悔やまれます。

監督:鶴橋康夫
キャスト:大竹しのぶ、豊川悦司、尾野真千子、長谷川京子、水川あさみ、風間俊介、余貴美子、永瀬正敏、笑福亭鶴瓶、津川雅彦
高齢男性をたぶらかして後妻に収まり、死んだら遺産を総取りしてしまう“後妻業”の女と、裏で糸を引く結婚相談所の男を軸に、愛とお金を巡って繰り広げられる欲望渦巻く赤裸々な人間模様をコミカルに描く。〜All Cinema~
2016年日本映画。最近ドラマ化もされている作品だったのでよほどこちらがヒットしたのかしらと観てみました。殺人事件を扱った内容なのに大竹しのぶさんのひょうひょうとした小悪魔キャラのためか?コミカルな感じで展開していってあまり暗さとか重さがないのです。登場人物が欲にまみれた悪どい人間ばかりで辟易気味でしたが・・
豊川悦司の悪人ぶりとか風間俊介のキレ具合とかいろいろすごいです。こういうドロドロ劇は現実にもありそうで怖いなと思いつつ観ていたのですが、実際にあった事件がベースなのだとか。

