
1月3日のお詣り。
神戸からの帰り道、三井アウトレットにいこうとしていました。
しかし、年初は福袋やセールなどがあるためか随分離れたところから
ものすごーい大渋滞。

これ全部アウトレットに行くの?というくらいの車列で道路がぎっしりです・・・








こんな渋滞には耐えられないと諦めてそのまま高速へ向かいました。
途中、福知山を通過するからお城を観に行こうか
とも思ったのですが、あいにく3日までお休み。
近くの明智光秀ゆかりの御霊神社に3度めの初詣にいくことにしました。

戦国時代、福知山は明智光秀の領国でした。
2020年の大河ドラマは明智光秀が主人公なのですね。
信長を主役にしたドラマや映画はこれまで数多くありましたが
逆はあまりなかったような。
敗者の側からみた歴史というこれまでとは違う視点から
人物像を描いているのではといまから楽しみにしています。

「麒麟」というのはキリンビールのラベルになっている中国の幻の霊獣。
施政者が善政を敷いた時に現れる動物と言われています。
明智光秀は歴史では逆臣とされた悪役ですが、
領国丹波では領民を大事にし、大変慕われていた名君だったようです。
私はもともとちょっと判官びいきではありますが
歴史に登場する人物の中でも光秀は好きな武将です。



教科書などでもこの人は悪く評価されすぎてるきらいがあり
それが口惜しく、いつか再評価されることがないかしらと思っていました。
なので、大河の主役に決まったことは嬉しいニュースでした。




手水舎の形が明智家の家紋、桔梗であることに気付きました。



朱塗りの社殿の扉にも桔梗が。
五穀豊穣の神様と共に明智光秀の霊が合祀されています。
こちらの神社では光秀は冤罪だったとしてお祀りされているそうです。
実際、本能寺の変については30くらい説があって
光秀は利用されていただけで本当の黒幕は
当時信長から足蹴にされ、毛利にかくまわれていた
足利将軍だったという見方もあるようです。
真実は何なのでしょう。今後新しい史料などがみつかれば
歴史が変わる可能性もありそうですね。






今年二度目のおみくじをひいたら中吉でした。
主人はここでも大吉。随分強運のようです。




さて石段を下りたところ、神社に隣接して公園があります。
昔、台風でこんな高いところまで浸水があったとか!

私の身長の倍くらい。
この年、西日本を襲った台風は大規模な被害をもたらしたそうです。
昨年の西日本豪雨被害のことを思い出してしまいました。
浸水位の高さを見上げた時に「こんな高いところまで・・・」と
なんともいえない恐怖を覚えました。
