
今月はこれという本に出会わなかったので感想文は省略します。
夏頃から映画鑑賞にはまってしまい
読書量ががたっと減ってしまいました。

12月の読書は7冊で今年一年に読んだ本の合計は109冊でした。

とりあえず100冊はクリアできました。
今年も良書に巡り合えました。
その中でも特に自分の血肉となりそうと思った本を
以下に再掲しておきます。
毎月、読み終えた本は処分したり、
売ってしまったりするのですが
これらの本だけは今後も保管する予定です。


ジャレット・ダイヤモンド博士の本はものすごく知的刺激に富んでいます。
世界史、人間について新たな視点を与えてくれるような感じ。


佐藤優さんも好きな作家。この方の著作ももう何十冊読んだか・・・

インテリジェンスや政治問題などを扱った著作が多いですが
私は彼の学生時代(留学時代を含めて)を振り返った作品がとても好きです。
難しい本の中には見られない佐藤さんの優しい素顔に触れられる感じがします。
また読むたびに自分ももっと勉強したいという気持ちに襲われます。

とても考えさせられた一冊でした。

幕末の歴史を反薩長という視点から描いた一冊。


戦争の異常さをまざまざと感じさせる本。

哲学者と死刑囚の対話をまとめた一冊です。
こんなにも考えを深められる人が一時の感情に流されて
取り返しのつかない犯罪に走ってしまったことが残念でなりません。
あるいは死と直面したことで彼はこれほどまで内面に思考の矛先を
向けることができたのか。
ひとりの人間の心の中をどんどん掘り下げていく
過程が興味深かったです。





来年もまた良い本を出会えますように。