129、130本目。

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監督:ウッディ・アレン
キャスト:ケイト・ブランシェット、アレック・ボールドウィン

ニューヨークでのセレブ生活が崩壊し、妹の住むサンフランシスコへとやって来たジャスミン。質素な生活を送る妹の厄介になりながらも、虚栄心が捨てられずに周囲にまるで馴染めない。おのずと精神もますます疲弊していく。それでも華やかな生活を諦めることができず、再びセレブな舞台への返り咲きを期して躍起になるジャスミンだったが…。〜All Cinema~

2013年アメリカ映画。しばらく前にブロ友さんがレビューを書いてみえて知りました。セレブ生活が崩壊して無一文になっても過去の栄光が忘れられないどこまでも見栄っ張りなジャスミン。「欲望という名の列車」のブランチを思い出させました。ヴィトンのスーツケースにエルメスのバーキン、シャネルのジャケットとあまりにもわかりやすい成金的ビジュアルが面白すぎました。ヴィヴィアン・リーの時は、彼女の演じたブランチに救いようのないものを感じましたが、ケイト・ブランシェット扮するジャスミンには反感を抱くというよりも、なんだかところどころでくすっと笑ってしまうようなおかしみを感じました。最後まで憎めないキャラでした。あの外交官とうまくいってセレブリティ帰還!ということにならないかしらと願ってしまったりしました。ウッディ・アレン監督の作品なのですね、さすがテンポよく、最後まで飽きませんでした。ケイト・ブランシェットの演技もすごくよかったです。

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監督:パク・チャヌク
キャスト:チェ・ミンシク

天使のような美貌の持ち主クムジャは、ひょんなことからペク先生に幼い娘を人質に取られ、彼が犯した幼児誘拐殺人の罪を背負わされて投獄される。刑務所では誰に対しても優しい笑顔を絶やさず、“親切なクムジャさん”と慕われていた。しかし、彼女の目的はただ一つ、ペク先生に復讐を果たすこと。そして13年の服役の末、ようやく出所した彼女は、かつて恩を売った囚人仲間のもとを訪ね、ペク先生への復讐へ向けて周到な準備を進めていく…。〜All Cinema~

2005年韓国映画。この映画、本質は「復讐」なのだと思いますが、どうしてこの邦題タイトルなのかしら。最後のほうは結構ホラーでした。それとあまりにも対照的なほどの美しい音楽が印象に残りました。この監督さんのことも全然知りませんが、この映画の世界観はあまり理解できなかったです。