109、110本目。

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監督:大島渚
キャスト:松田龍平、ビートたけし、武田真治、浅野忠信、崔洋一、的場浩司、トミーズ雅

巨匠・大島渚監督が、幕末に生きた新撰組の世界を独自の解釈で綴った異色時代劇。幕末の京都を舞台に、ひとりの妖艶な美少年隊士をめぐって引き起こる愛憎劇を描く。同性愛をモチーフに、耽美的な色彩で捉えた映像が秀逸。坂本龍一の音楽も、不思議な魅力を奏でている。幕末の京都。時代の流れに逆行し、幕府の非常警察として抗争に明け暮れる新撰組に、惣三郎という新人が入隊する。妖しい魅力を放つ美少年・惣三郎に対し、次第に心を惑わす血気盛んな剣士たち。やがて隊内は、嫉妬や羨望を交えた不穏な空気に包まれるが・・・。~All Cinema~

1999年日本映画。原作は司馬遼太郎。現在でも活躍されている多くの役者さんが出演されています。20年前なので皆、とても若い。松田龍平さんはこれがデビュー作だそうです。大島監督独特の解釈の世界という感じでした。サスペンス的な雰囲気が濃いです。土方歳三はとてもハンサムなイメージが強いのでそれをビートたけしさんが、というのはちょっと違和感がありましたショボーンアセアセ。一番はまっていたのは武田真治さんの沖田総司でした。崔洋一さんの近藤勇も良かったと思います。男ばかりの世帯に美少年が入隊してきて殆どの隊員が多少なりとも心を動かされている様子が興味深かったです。坂本龍一の音楽も全編雰囲気を作っていました。


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原題:Something's Gotta Give
監督:ナンシー・マイヤーズ
キャスト:ジャック・ニコルソン、ダイアン・キートン、キアヌ・リーヴス、アマンダ・ピート

 ハリーは未だに30歳以下の女性としか付き合ったことがないと豪語する63歳の独身プレイボーイ。ある時、彼は若い女性マリンと海辺に建つ彼女の母親の別荘で甘い週末を過ごしていた。だが、そこへマリンの母エリカもやって来る。エリカは人気劇作家でバツイチの54歳。自分よりも年上の男と付き合う娘に面食らいながらも、当人同士の問題と口出ししないことに。そんな時、突然ハリーが心臓発作で倒れてしまう。大事には至らなかったものの、しばらくは安静にする必要があるとのこと。エリカは仕方なくハリーの健康が戻るまで看病することにしたのだが…。〜All Cinema~

2003年アメリカ映画。「ホリデイ」、「マイ・インターン」とこの監督の作品はとても温かみと軽さ、面白さがあって安心して観ていられます。その分、ストーリーも読めてしまうし、かなり女性受けを狙った内容かと。ベテラン俳優の共演ですがジャック・ニコルソン・・・確かにすごい俳優さん、怪優ともいわれていますけれど・・・昔からどうもこのひとの風貌が苦手で気持ちが入り込めませんでした・・・ショボーン。この方、古い映画ですが「カッコーの巣の上で」とか「郵便配達は・・」の役のインパクトが強烈だったのでいまだに恋愛ものとかに出ているとすごく違和感を覚えてしまいますアセアセアセアセ