
永観堂を出て、近くの南禅寺に行こうかと思ったのですが・・・
毎回お決まりのコースを歩くよりも
やはり「行ったことのない場所」へ行ってみたい。



地図アプリで確認すると真如堂が近くにあります。
そういえばここも紅葉で有名だったか、と思い出し、
いってみることにしました。

永観堂からは住宅街を通り抜けていきました。
平日とはいえやはり観光客でいっぱいの永観堂、南禅寺エリアと違い、
このへんに入ると、ふっと急に静けさを感じるほどでした。
境内に踏み込むと一面、真っ赤な世界です。

地図の上では広い金戒光明寺の隅に小さくあるだけのように見えましたが
実際はかなり広く、大変立派なお寺でした。
観光バスもきてない、境内を歩くだけなら拝観料もなし。
でも素晴らしい紅葉!



楓の木が多く、どこをみても赤色の世界です。
周りから聞こえてくる会話からは遠方からの観光客というよりは
地元の人が多い感じでした。
老人ホームかデイケアか高齢者施設のお散歩時間でいらしている方も多く、
団体観光客のせわしない雰囲気がありません。

なんとなく雰囲気がゆったりとしていて
繁忙期の京都にいると思えませんでした。
真如堂というとやっぱり三重塔と紅葉のイメージ。



お堂の横の庭もとても美しくて。
人があまりいないので写真も撮りやすかったです。
楓の木がかなり多く思えたので4月、5月の新緑の頃は
また違う美しい境内を観ることができるのではと想像されました。
あとで調べたら桜の名所でもあるようです。
ここは本当に穴場だと思いました。
桜や新緑の頃にぜひまた戻ってきたいと思います。

