93、94本目。

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監督:是枝裕和
キャスト:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず

鎌倉の古い家に暮らす幸、佳乃、千佳の香田三姉妹。父は不倫の末に15年前に家を出て行き、その後、母も再婚してしまい、今この家に住むのは3人だけ。ある日、その父の訃報が3人のもとに届く。父の不倫相手も既に他界しており、今は3人目の結婚相手と山形で暮らしていた。葬儀に参加した三姉妹は、そこで腹違いの妹すずと出会う。父が亡くなった今、中学生のすずにとってこの山形で身寄りと呼べるのは血のつながりのない義母だけ。気丈に振る舞うすずだったが、肩身の狭い思いをしているのははた目にも明らか。すずの今後を心配した幸は、別れ際に“鎌倉で一緒に暮らさない?”と提案する。こうして鎌倉へとやって来たすずだったが、最初は自分の母が幸たちの父を奪ったことへの負い目を拭えずにいた。それでも、異母姉たちと毎日の食卓を囲み、日常を重ねていく中で、少しずつ凝り固まった心が解きほぐされていく。また、入部した地元のサッカーチームでも仲間に恵まれ、中学生らしい元気さも取り戻していくすずだったが…。〜All Cinema~


2015年日本映画。シリアスな映画鑑賞が続いたのであまり刺激がなくてぼんやりとみられる作品を・・と選んだのがこれでした。昔の映画なら「若草物語」、「細雪」などが思い浮かびますが四姉妹というのは絵になりますね。大きな衝撃もなく淡々と進むストーリー、安心して観ていられる感じです。私は姉妹がいないので少し羨ましい気持ちも感じながら鑑賞しました。


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監督:鈴木雅之
キャスト:綾瀬はるか、堤真一、濱田岳、高嶋政広、近藤正臣、風間杜夫

勤めていた会社が倒産してしまい、流されるままに恋人のプロポーズを受け入れ、京都へとやって来た天真爛漫な女性、倉本繭子。ふとした手違いから路地裏にあるレトロなたたずまいの“本能寺ホテル”にチェックインすることに。するとなんと、ホテルのエレベーターは1582年の本能寺に繋がっていた。やがて織田信長と出会った繭子は、ふたりで京都の町を見物するなどして彼の意外な人柄に惹かれていくのだったが…。〜All Cinema~

2017年日本映画。「海街diary」でも出演していた綾瀬はるか、堤真一がここでもキャスティングされていたので観てみました。現代と戦国時代をいったりきたりする設定は「テルマエロマエ」を思い出しました。この映画を作った人は織田信長のことが大好きだったのではないかしら。なんだかそう思えてしまう。この作品での信長は男の人でも惚れる人物として描かれています。濱田岳が演じる森蘭丸と綾瀬はるかの掛け合いも面白かったです。森蘭丸をジャニーズ系の美少年ではなく濱田岳が演じているところなんかも人物たちに人間味を感じてよかったです。京都を始め関西の大きなお寺やお城などがロケ地になっています。それを見るのも楽しかったです。姫路の書写山円教寺がここでも登場していました。あの重厚感あふれる建造物が背景にあるだけで映像に重みが出る感じがします。脇役の近藤正臣さん、風間杜夫さんも素敵した!ニヤリピンクハート