73、74本目。

監督:スタンリー・キューブリック
キャスト:トム・クルーズ、ニコール・キッドマン、シドニー・ポラック
ニューヨークに住む内科医のウィリアム・ハーフォードとその妻アリスは、互いに愛し合い幸せに暮らしていた。しかし、ある日妻から、「過去に心を奪われた男性がいて、求められたらすべてを捨ててもいいと思った」と聞き、ウィリアムは衝撃を受ける。それをきっかけに性の妄想にとり憑かれていく彼は、夜の街を徘徊する。やがて、昔の友人に誘われるまま、秘密の乱交パーティに潜入するのだが……。~AllCinema~
1999年アメリカ映画。トム・クルーズとニコール・キッドマンの夫婦共演で当時、話題になったことは覚えているのですが、観る機会がありませんでした。すごく感動したというタイプの映画ではないのですが、この作品もなんだかインパクトが大きくて翌日まで余韻のようなものが残りました。ところどころで使われているピアノ曲の高音がなんとも不安感をかきたてる効果がありました。でも意味がわからないところも結構あり、この映画自体をあまり理解できてない気がします。時々、西洋社会の闇を描く時にあやしい儀式のシーンがありますがここでも秘密のパーティーみたいなのが出てきました。ネットで調べてみるとこれを描いたのでキューブリック監督は死んでしまったみたいな陰謀論的なことも書いてあったりして。実際、この作品が完成して間もなく監督は亡くなっているそうです。あとシドニー・ポラックが出演してましたが、監督になられる前は俳優さんだったそうです。これも知らなかったです・・。

監督:内田けんじ
キャスト:大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、常盤貴子、田畑智子
母校の中学校で働く人のいい教師、神野。夏休みにもかかわらず部活動のために出勤していた彼は、そこで同級生だと名乗る男と出会う。男は、神野の同級生で親友のエリートサラリーマン、木村の行方を追っていた。神野はちょうどその朝、仕事で全然つかまらない木村に代わって産気づいた彼の妻を病院へ運び、そのまま出産に立ち会ってきたところだった。そんな神野に男は、昨日撮られたという写真を見せる。そこには、若い女性と車に乗り込む木村の姿が。動揺する神野は、男の強引なペースに引きずられるように木村捜しを手伝わされるハメになるのだったが…。~All Cinema~
2008年日本映画。私達は知らない間に「思い込み」で日常のいろいろなことを判断してしまっているのかも・・と思わされた作品でした。前半は前後のつながりのない描写が続くので、なかなか状況を頭の中で把握できずもやもやとした状況が続くのですが、後半になって前半の伏線が一気に回収されていく感じでした。マジックの手の内を一気に、次々と見せられたような。オチを知ってしまったのでそれでもう一度最初からみたら面白いだろうなと思うのですが、他の作品見たさに1度見たきりです・・・




