58、59本目

監督:武正晴
キャスト:安藤サクラ、新井浩文
実家にひきこもり、自堕落な毎日を送る32歳の一子。ある日、離婚して子連れで出戻ってきた妹と衝突して家を飛び出し、一人暮らしをするハメに。仕方なく、100円ショップで深夜のバイトを始めた一子は、そこで同じように社会からこぼれ落ちた不器用な人間たちと出会っていく。そんな中、近所のボクシングジムでストイックに練習を続ける引退間近の中年ボクサー・狩野と付き合い始めた一子は、やがて自分もボクシングのトレーニングを始めるようになるのだったが…。~AllCinema~
2014年日本映画。アマゾンプライムで無料視聴という理由だけで観た作品ですが、期待以上に良かったです。安藤サクラさんの演じる一子がボクシングをするビフォー/アフターで激変するところとか見応えありました。安藤サクラさんってすごくいい女優さんだと思いました。これからも楽しみです。

監督:原田眞人
キャスト:大泉洋、満島ひかり、樹木希林、戸田恵梨香
時は天保十二年(1841年)、質素倹約令が発令され、庶民の暮らしに暗い影が差し始めた江戸時代後期。この時代、夫が妻と離縁することは容易だったが、妻のほうから離縁することはほぼ不可能だった。鎌倉の尼寺、東慶寺は、そんな妻たちの離縁を可能にする幕府公認の縁切寺。寺に駆け込み、2年を過ごせば離婚が成立した。駆け込み女たちはまず御用宿に預けられ、そこで身元の調査が行われる。戯作者に憧れる見習い医師の信次郎は、江戸を追われ、そんな御用宿のひとつ、柏屋に居候することに。そして、叔母である柏屋の主人、三代目源兵衛の離縁調停を手伝い始める。そんなある日、顔に火ぶくれを持つじょごと、足を怪我したお吟が、東慶寺に駆け込んでくるが…。~All Cinema~
2015年日本映画。とてもテンポの良い、ちょっとユーモアも入ってる時代劇。井上ひさし氏の作品の映画化だそうです。きっぷのいい喋りが特徴なのだろうけども、ちょっと理解がついていけませんでした。キャストも豪華なので、理解できてたらすごく面白かったのかもしれない。江戸時代の離婚は現代の2倍もあったそうです。でも男性優位、お家大事の当時はお嫁さんの立場はとても弱くて、散々な目にあっていた女性たちが多かったのかと思います。商家主人のお妾役の満島ひかりさんがとても雰囲気ありました。戸田恵梨香さんはDVを受ける妻。現代風な女優さんですが時代劇にすっと馴染んでました。物語は鎌倉のお寺が舞台ですが、ロケは姫路の山の上にある円教寺でした。一年前に旅行で訪れたばかりなのですぐ気がつきました。戦国時代ものの撮影によく使われている場所のためか、観てて時代背景が混乱してしまいました。(汗)