
監督:ウッディ・アレン
キャスト:キャシー・ベイツ、マリオン・コティヤール、オーウェン・ウィルソン
ギル(オーウェン・ウィルソン)は婚約者(レイチェル・マクアダムス)と共に、彼女の両親の出張に便乗してパリを訪れる。彼はハリウッドで売れっ子脚本家として成功していたが、作家への夢も捨て切れずにいた。ロマンチストのギルは、あこがれの作家ヘミングウェイや画家のピカソらが暮らした1920年代の黄金期のパリに郷愁を抱いており……。~シネマトゥデイ〜
2011年アメリカ映画。アカデミー賞脚本賞作品。ウッディ・アレンの映画はあまり相性が良いと思ってなかったですが、これはとても素敵な映画でした!
時代をタイムスリップして1920年代のロストジェネレーションの作家らが集ったパリ、更に遡ってベル・エポックの時代のパリへ。有名な作家や画家らが出てきて、テンションがあがりました。映し出されるパリの街もとても美しくて。男性に人気があるヘミングウェイがとてもかっこいい。ダリも素敵。フィッツジェラルドの妻ゼルダもこんな感じだったのかしら・・と!
この映画のメッセージは私なりに解釈すると・・多くの人は「昔はよかった」と言う。過去は栄光に満ちて美しく語られるけれども、それはどの時代に生きても同じことで、その時代にいたらやっぱり不満を抱いてしまうものなのかと。実はいま生きているこの時代、素晴らしいことに満ちている・・・のだと。

原題:The 9th Gate
監督:ロマン・ポランスキー
キャスト:ジョニー・デップ、エマニュエル・セニエ
本の探偵のコルソは、悪魔研究者としても著名な出版社社長のバルカンからある依頼を受ける。それは、17世紀の悪魔書「ナインスゲート」に関する調査だった。その日から、コルソの周囲では奇怪な事件が起こり始める。~シネマトゥデイ〜
1999年フランス、スペイン、アメリカ映画。オカルト映画です。ポランスキー監督の映画も実は苦手。やっぱりこの映画も私にはいまひとつでした。映像は妖しい雰囲気たっぷり。キリスト教とか悪魔とか呪術とか・・・その辺に詳しい人でないとこの作品は十分に堪能できないのではないかなと思いました。従って私の理解もいまひとつで・・・。でも実際、こういう世界は存在しているとも思っています。