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監督:小林聖太郎
キャスト:松坂桃李、西田敏行、miwa

若手コンサートマスターの香坂(松坂桃李)は不況の影響によって解散したオーケストラの再結成に携わることに。しかし、練習場に現れたのは再就職が決まらない演奏家たちで、久々の音合わせもうまくいかず前途多難な雰囲気が漂う。そこへ怪しげな男、天道(西田敏行)が登場。天道による常軌を逸した指揮にもかかわらず、楽団員たちは自信を取り戻していき・・・。~シネマトゥデイより〜

映画を2本鑑賞。正直な感想はどちらも「まあまあ」でした。ニヤリキラキラ

「マエストロ!」は2015年の作品。なんとなく全体的に散漫な印象で終わってしまった作品でした。ヨーロッパの映画みたいにもっと内面に踏み込んだ描写をしてほしかったです。知らなかったのですが、漫画の原作があるようです。漫画をベースに脚本を起こす時にまとまりきらなかったのではないかと思いました。

最後のほう、天道さんの指導でオケのメンバーの心がひとつになり、美しい音色を奏で始めるシーンは蕾がひとつひとつ花弁を開きはじめ、美しい大輪の花を咲かせていく姿が頭の中でイメージに浮かびました。でもその後もずっとだらだら・・・と描写が続き感動いまひとつでEND。ショボーンタラー


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原題:No Reservations
監督:スコット・ヒックス
キャスト:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アーロン・エッカート、
アビゲイル・ブレストン

マンハッタンの高級レストランで料理長を務めるケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)はある日、姉を交通事故で失い、残された姪のゾーイ(アビゲイル・ブレストン)を引き取ることに。一方、仕事場にはケイトとは正反対の陽気な副料理長ニック(アーロン・エッカート)が新たに雇われる。~シネマトゥデイ〜

2007年の作品。美男美女が出てきて、最初はケンカして、最後はハッピーエンドという定番のラブコメディでした。

原題のNo Reservations、レストランを舞台にした作品なので、reservationの「予約」という意味と、別の意味「遠慮」をかけたタイトルかと思います。最初は互いになかなかうちとけられなかった人物たち(特にケイトとゾーイ)が次第に心を通わせるに従って、よい雰囲気にニヤリピンクハート。作品のメッセージには「(幸せには)遠慮なしで!」というニュアンスも隠れているのかなと思いました。それが「幸せのための処方箋(レシピ)」でありますね。日本語訳をされる方、上手に考えられますね!