イメージ 1

旅から戻ってもう10日が過ぎました。
忘れないうちに・・・と急いで旅行記をまとめました。
お天気もよく(暑かったですが滝汗)、
風光明媚な小豆島の旅はとても満足感が高かったです。

昨年9月の旅行で姫路の書寫山を訪れた時、
地元の方から、姫路港から小豆島行きのフェリーが出ていること、
姫路の人は年に一回くらい小豆島に小旅行に出かける人が多い、と
いう話を聞いたのが今回の旅のきっかけになりました。

「あ、それなら行ってみようかな」と。ウインクラブラブ
それまでは岡山か高松周りでないといけない
ちょっと遠い島、という印象が強かったのです。

「二十四の瞳」と「オリーブオイル」のことくらいしか
前知識がありませんでしたが、
小豆島はとても自然が豊かで素晴らしい場所でした。当初、
「小豆島は半日あれば主な観光地は全部観て周れる」、
と島の人に言われ、
(これでは時間を持て余すかな・・・)
と思っていました。滝汗

しかし、私自身が朝に弱くて連日11時くらいからしか
活動開始できなかったこともありますが、
中のまる2日間、スケジュールはぎっしり埋まりました。キラキラ

訪れたかった場所はだいたい行くことができましたが
一か所、ここも行きたかったな~というところがあります。

豊臣大坂城築城の際も小豆島の石が使われていたそうですが
江戸期になってからの徳川大坂城再築の際、ここから採石された
石が使われたということを旅の途中で知りました。

イメージ 2

(上はネットからお借りした写真です。)
大坂城修築時に採石した石で残っているものを展示した
残石公園というのが道の駅にあり、当時の採石資料なども
展示されているようです。

当時、巨石をどうやって切り出し、
大坂まで運んだのかとか興味があり、
ぜひ訪れたかったところです。

イメージ 3


あと、観光2日目、本当はお隣の豊島に行こうと考えていました。
かつて国内最大級の産業廃棄物不法投棄事件が起きた島で
その頃は不名誉にも「ゴミの島」と呼ばれていました。
加えて過疎化と高齢化という日本の地方で避けられない問題も。

そんな悲惨な状態だった島が
有志や住民の方々の力でアートの島として再生し、
若者が訪れる観光地に生まれ変わりました。

私はこの経緯を弁護士の中坊公平さんの著書で知りました。
中坊さんの素晴らしい人間性、島の方々の心意気に感銘を受け、
いつか訪れてみたいと思っていました。
上はその名所のひとつ、豊島美術館です。

でも~。直前に知ったのですが、私が訪れようとしていた
18日水曜日は島の美術館の大半が休館日だったのです。

(これも豊島の美術館。横尾忠則さんが手がけられ
古民家を改修して美術館として運営されているそうです。)

イメージ 4

いけなかったことは残念だったのですが
また気候のよい時期に訪れて自転車で周ろう~と
次回の旅の楽しみができました。

あと今回の旅で、小豆島はオリーブオイルだけでなく
醤油や佃煮など良質の食品メーカーが多くあることも知りました。
お土産でいろいろ買って帰りましたが
これからは少々高い代金を払ってでも
小豆島から取り寄せたいと思うようなものばかり。
こんなに良いものなのにあまり流通していないことが
残念でなりません。

これも地元の方々と話していて幾度となく出た話題ですが
アベノミクス政策もその恩恵を受けているのは
都心部だけで地方の小さな島にはその影響も殆どない・・ということでした。

せっかくの素晴らしいものづくりの伝統が
効率優先の価値観の世の中では今後、先細っていくのではないかと
とても寂しい気持ちになりました。

個人的には今後は少しでも小豆島産の商品を
購入したいと思うようになりました。
そしてとても素敵な島だったので
読んで下さっている方が行きたいな~と
思っていただければよいなと思って上記のことを書きました。

以上、旅を終えて感じたこと、考えたことのあれこれでした。

イメージ 5

帰りの便で。
あっ!またゆるキャラがいた!

イメージ 6