
小豆島の岬の端っこ、
1万平方メートルの敷地にある
大正・昭和期の小さな村。
映画ロケのオープンセットを改築したものです。
一歩中にはいると昭和の時代に
タイムスリップしたような雰囲気を
楽しむことができました。




ここもロケで使用されたという漁師の家。
昔の着物が干してあって風情があります。


すぐ近くが海だからなのかもしれませんが
海の魚が泳いでいる川。
こんな川に鯖やフグやらエイがいるのか!
ちょっと覗いてみたところ・・・

餌をもらえる習慣が身についているのか
一気に大量の魚が足元に寄ってきて
水面にじゃばじゃば・・と口を出してきます。



なんだか無視できず、100円で餌を買ってあげました。
次は敷地内にあるキネマの庵へ。

中はギャラリーになっていて昔の日本映画のパネルが
展示されています。カフェもあります。


まさに日本映画の黄金期ですね!
「東京物語」、「七人の侍」、「羅生門」など
海外でも評価の高い作品です。
そういえば私は黒澤明さんの作品の多くを
海外在住時に現地で観ているんです。
テレビで放映されていたり、
レンタルの店にビデオが並んでいたりしました。
カフェで遅い目のお昼ご飯。

カフェの人気メニュー、「給食セット」です。
アルマイトの食器を懐かしく感じました。
トレイの上には
揚げパン、カレー、冷凍みかん、牛乳。
スプーンも先が分かれているものですね。
小学生の頃、揚げパンは手が汚れるので
あまり好きではなかったのですが
ひさしぶりに食べてみるとおいしいですね。
しゃばしゃばのカレーも・・・
大人になった今ではもっと美味しいものを
知っているけれど、やっぱり懐かしい味です。
牛乳瓶で飲む牛乳も何年ぶりでしょう。

映画村の前の大きなオブジェ。
小豆島やお隣の豊島、直島にはこんなアートが
たくさんあるようです。
もう少し気候の良い頃だったら
自転車などでアート巡りをするのも楽しそうです。

このあと、映画村から800mほど離れたところにある
「岬の分教場」(本家)にいきました。
こちらは木下惠介監督、高峰秀子主演版作品のロケ地です。

昭和40年代まで実際に小学校として使われていました。



最後に・・・売店で買った醤油味のソフトクリームです。

なかなかおいしかったですよ

