
小豆島2日目、
ホテルでレンタカーを借りて
オリーブ公園へ行きました。
ここ、道の駅なのですが、
小豆島を宣伝する雑誌やパンフレットで
よく使われている場所です。
駐車場からちょっと歩くと、
瀬戸内海を見下ろす場所に
風車が立っています。

風景に占める色の大半が青と白と緑、という爽やか系。
ちょっと日本離れした風景が望めて
写真撮影に最適な場所ですね。
今年の夏は「危険な」とまで言われる猛暑続きですが
小豆島は自然の中にあるためか、
海風が常に吹いてくるからか
割と普通に動き回れる程度の暑さでした。

記念館でほうきを借りることができ、
風車の前でこんなふうに写真撮影に挑戦していた人、多数。↓
小さい女の子がジャンプしている姿なんかは
「魔女の宅急便」のキキみたいでとてもかわいい。

そしてこの周囲はオリーブの木がたくさん植えられています。

小豆島でのオリーブ栽培はこの場所から始まりました。
滞在中、地元の方からオリーブ栽培と日露戦争の関係について
興味深い話を伺いました。
日露戦争で日本が勝利した結果、
漁業権が拡大し漁獲高が増えました。
オリーブ栽培は魚を缶詰にする時に使う
オイルを国内生産しよう、
ということで進められた
明治政府による国策であったそうです。
その時の候補地が鹿児島と小豆島と三重県津市。
3か所で試験栽培を行ったのですが
鹿児島や三重県では木が生育せず、
小豆島でのみ栽培に成功したのだそうです。

三重県が候補地になっていたなんて。
もし栽培に成功していたら・・・
観光資源に乏しい津市はオリーブの街として
違う発展をしていたかもしれないですね。

昭和天皇お手播きのオリーブの木です。

この木の幹に何かいる・・!と思って
近づいてみたところ、サナギから脱皮して羽化したばかりの
セミがうじゃうじゃいました。

いままでみたことがないくらいぎっしり!大混雑状態!
お、お、お・・・と後ずさりするくらいの
ぎゅうぎゅう光景だったので写真は控えておきます。
きっと地上に出たばかりなのか・・・
まだ鳴く準備はできてないようでした。
イベント広場。

向うに見える瀬戸内海は時間が静止しているかのように穏やか。
これも有名なオリーブ色のポスト。

温室ガーデン。

多種類のハーブがあり、その混ざった香りが
なんともいえないくらい癒される気持ちのいい空間でした。
何の建物かな~?と通りがかりに撮影。

あとで確認したところ、搾油所なのだそうです。
外を一通り歩いてオリーブ記念館へ。

ギリシャの建物を模した感じですが・・・
どうしても否めないこのにせもの感・・



内部はオリーブ栽培の歴史や道具などの展示がありました。

お土産屋さん、軽食スタンドなどもありました。
ちょっと休憩に、とオリーブサイダーフロートを。
サイダーはちょっと青りんご風味。

サイダーはちょっと青りんご風味。
ほんのりと緑色をしたソフトクリームを併せて。
さっぱりした味です。
小豆島はオリーブの他にお醤油や佃煮も有名、と
前の記事で書きましたが、やはり行く先々で
ご当地ソフトというのか
佃煮味、醤油味のソフトクリームなどもありました。(^-^;
滞在中に醤油のソフトクリームも
食べる機会がありましたが意外と美味!
ホテルのスタッフさんには佃煮味をぜひ、とも
勧められていたのですが、残念ながら味見をする
機会がありませんでした。




オリーブ公園のあと、近くにあるオリーブビーチに寄りました。
大きな石のモニュメントが存在感あります。

石畳がきれいに整備され、
道沿いにはやはりオリーブの木が
たくさん植えられていました。

この後は「二十四の瞳」の撮影現場、
岬の分教場、映画村へ向かいました~