
昨日の午後、小浜郵便局となりの漁港です。
水の色がいつものきれいな青色ではなく
濁った茶色になっていました。
南のほうではまた大きな台風が発生したとのこと。
災害に次ぐ災害で今後も心配です。
梅雨入り前、青空が広がり、
花が咲く穏やかな春の日から一転した空模様。
ごく平凡な日常がとても貴重なありがたいことと
強く感じたここ数日です。
今日は若狭町にある歴史文化館にいってきました。

大きな建物の一角が資料館になっています。
幕末の三舟といわれた
山岡鉄舟、勝海舟、高橋泥舟の書画展示をみてきました。

これに併せて福井県おおい町出身の偉い禅師さんの書。
山岡鉄舟の師だった滴水宜牧禅師の書なども。
情けないですが私はこの難しい漢字を
殆ど解読できませんでした。
並んだ三舟三人の作品を眺めていて
なんとなく、勝海舟の書がとても繊細な印象でした。
西郷さんとの対談で江戸城を無血開城に導いた
勝さんについては、これまでとても豪快な人物像を
イメージしていました。
書から受けた印象はそれとは反対の
もっと神経質というかデリケートといった感じで。
意外な感じがしましたが
歴史の人物をまた違う角度からみれたようにも思いました。
企画展示室の横に常設展があり、
古墳から出土したものがたくさん展示されています。

大和政権時代、この地域には重要な古墳が
数多く造られていたようです。
装飾やデザインがはっきりわかるくらいの
良好な状態で残っていたことに驚きました。
その他の装飾品なども金箔がまだ残っていたり
かなり良い保存状態。
入館料無料なのもありがたいです。
大きな展示ではないですが、
なかなか見応えありました。
これは展示パネル。
