
昨日の新聞は4頁にわたりAI関連の特集でした。
ちょっと前まで「将来はAIに仕事を奪われる」、
という悲観的なコメントをよく見聞きしました。
最近は景気がよくなったこともあってか
前向きな論調が増えた気がします。
AIに従来の仕事をまかせ、
人間はよりクリエイティブな仕事、
人間らしさを出せるような仕事に専念する、とか。
うまく使えば企業の収益は4割近く増加する、という
見立てもあるようです。
私の身近な生活では自動運転が
今後更に充実してどうなるのか
ということに関心があります。
高齢化時代の医療にAIが応用されるようになれば
いまの介護や病気治療の問題も
改善できるのだろうかという希望もあります。
でもおそらく今は想像もしてない
マイナス面も出てくることもあると思います。
100年前、自動車が馬車にとってかわった時、
人々は「これで道路から馬糞が消える!」と
喜んでいたそうです。
自動車の普及で道路から馬糞が消えた一方で
排気ガスによる空気汚染、騒音という
予想していなかった
新たな問題が生まれました。
物事はおおよそ当初の目論見とは違う方向にいくものです。
AIの発達がもたらすのは恩恵だけでなく
思いもよらぬ弊害もきっとあるはず。
100年前の自動車よりAIは一層複雑化しているので
問題への対処も簡単とはいかないかもしれません。
また「倫理」の重要性がこれまで以上に高まると思います。
新しい未来・・・どんな世界が待ち受けているのか
不安とわくわく
が交錯した気持ちで

見守りたいと思います。