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初めて知ったことなのでメモメモ (*^-^*)

昔の将棋には「酔象」という駒が存在したそうです。
将棋盤での布陣の位置は飛車角の並び、王将の上。
後方以外の全ての方位に1マス動くことができる
王将に次ぐ強い駒だったのだそう。
(下の画像2つはネットからお借りしました)

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敵陣地に入っていくと「太子」に成る。
後方も含む全ての方位に1マス移動できるようになり、
名前の通り、王将の代わりにもなるのだそう。

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「太子」に成った駒があると王将が2つあるかのごとくとなり、
王将が詰んでもまだ負けにはならず、試合続行できるのだとか。
(でも取った酔象駒は自分の手持ち駒としては使用できない)

酔象が将棋駒に含まれていた頃は王様が取られても
まだ代わりがいる!ということで
試合がなかなか終わらなかっったそうです・・・(^-^)

越前朝倉氏遺跡での発掘でこの駒がみつかり
酔象を含んだ将棋を朝倉将棋と呼んでいるそうです。

酔った象・・・とても狂暴で怖いイメージですね。(^-^;
私は気づかなかったですが大河ドラマ「真田丸」でも
この朝倉将棋を指す場面があったそうです。
この日曜日、一乗谷遺跡を訪れ、帰途近くにある県立資料館で
昭和40年代に出土したこの駒を見てきました。
ヒノキの駒に薄っすらと、でもはっきりわかる程度に
文字が残っていました。
これを戦国時代の武将たちが使っていたのだな~と思うと
感慨深かったです。