
出石城周囲の古い街並みの中にありました。
江戸後期の上級武士の居宅が一般公開されています。
敷地内には美術館も併設されていました。

観光客向けの人力車。

白い襖が太陽光を反射して眩しいほど!
この日はとても良いお天気でした。


各地のお城が同じ運命をたどりましたが
出石城でもすべての建物は明治初年に取り壊されたそうです。
その中で唯一、残ったのがこの武家屋敷だったとか。
いまとなっては当時の生活を知るための貴重な存在ですね。
往時の武士の生活が想像されるところでした。
建物内には大名行列に使う一式が展示されていました。

このもふもふ・・・触りたい~(笑)


この家老屋敷は「隠し○○」系が多い。
これは隠し階段。
外からみると平屋にみえるのですが実は二階建てなんですね。


急傾斜の階段をあがってみると。
二階のお部屋はこんな感じ。
天井が低すぎて圧迫感を覚えます。
これは刀を振り回したりできないように
そのように設計されていたんだそうです。

部屋の一方をみてみると

この戸棚のところ。

ここに隠し出入り口がありました。

いや、メタボな隠密っていそうにない。。。(笑)
ここからの写真を撮り忘れましたがやっぱり部屋の一隅にいても
全体の様子がみてわかる造りになっています。

一階にこんな展示がありました。
出石の城下町をタバコの箱だけで作った作品だそうです。

槍の先はタバコのフィルター、
足元の砂利は銀の包み紙・・・。
へ~こんなになるんだと・・・( ・´ー・`)
喫煙者の肩身が狭くなっているこの頃、
あまり見かけないものでしたが、
箱の模様を石垣や衣装に使ってあり
なかなか興味深いものでした。
