
姫路駅前バスターミナルから
バス→ロープウエイ→バス、と乗り継いで
西の比叡山といわれる書寫山圓教寺へ行ってきました。
ロープウエイを降りて山上駅から振り返ると
遠く瀬戸内海、姫路の街並のパノラマが眼下に広がっていました。

山の上全体に多くの建造物があるのですが
時間があまりなかったのでメインの建物だけを見学に行くことに。
歩く時間をセーブするためマイクロバスに乗車。
細い山道が続きます。

バスを降りると違う世界が広がっていました。
深い山の中の静かな空間です。
前日の姫路城のように観光客もあまりおらず、
そのためか蝉の鳴声が際立って聞こえ、
濃い木々に囲まれた空間は夏の匂いに包まれたよう。

見上げると山の中に大きな建物が。

木々の中から突然大伽藍が現れてきました。
標高306mの高さにある摩尼殿。
悠然と構えた姿は無言のうちに私を見下ろしているようで。


創建は970年、大変歴史のあるお寺です。
現在の建物は1933年の再建だそうですが
京都の清水寺のような舞台造りとなっています。

いくつか写真をアップします。
静謐な空間なだけになんだか余計に凄みを感じました。



下を見下ろすとこんな感じ。



