
若狭町に日本名水100選にも選ばれたところがあると知り、
出かけてみました。これも5月半ばのことです。
「瓜割(うりわり)」の名は、ここで湧く水はとても冷たく、
夏でも水につけておいた瓜が割れるほどだとのことから付けられたそうです。

ここは天徳寺というお寺の境内の一部なのですが
瓜割の滝に至る道には鳥居があります。

樹木に囲まれ、いい「気」が漲っているような空間。
夏にきたらとても気持ちが良いのではないかな。
お寺の境内というよりも
「神域」というような清冽な雰囲気です。

鳥居の向こうには不動明王様がお祀りされていました。
岩場のあたり、ちょっと赤っぽくなっています。これは特定の水質水温でのみ
生育する紅藻の繁殖によるものだとか。

岩の合間から湧き出た水が勢いよく流れ出しており、真っ白です。
日本は水がとてもきれいですが、これは豊かな自然があってこそ・・・ですね。
ひや~っとする空気が伝わってきて5月だとまだ寒い寒い~


やはりここは昔から聖地として大切にされてきた場所なのですね。
一歩踏み込んだとたん、空気感が変わるのがわかりました。
上の写真のエリアはすぐ近くまで行けるけれど立ち入ることはできませんでしたが
隅っこにお水が湧き出ていてそこのお水を杓子で飲めるようになっていました。

駐車場近くのお店でペットボトルに詰めた水も販売されていました。
お水を汲む場所もあって、有料ですがそこでタンクいっぱいに水を汲むこともできるようです。
水は純度の高いミネラルがとけこんでおり、クオリティもとても良いとか。
今度は容器を持っていってお水を汲んできたいと思います。(*^-^*)