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全く順不同になっていますが・・・
前回は行き損ねたアイビースクエア。

アイビースクエアは倉敷紡績(クラボウ)発祥の地。
時代の流れと共に本当だったら解体されていたかもしれない工場が
外観をそのまま残し、ホテルや美術館、店舗などに生まれ変わっています。
ここでは倉紡記念館を見学しました。またのちほど。

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有隣荘。外から見るだけでしたが風格のある立派なお屋敷でした。

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大原孫三郎氏が病弱な奥様を気遣い家族で住むために建てた別邸です。
設計は明治神宮や築地本願寺にかかわった伊藤忠太、
内外装は児島虎太郎氏、 
庭園は平安神宮や山県有朋邸などの名庭を手がけた
京都植冶の七代目小川治兵衞。
緑色の瓦は特殊な釉薬が使われている特注品だそうです。
いろいろと贅を尽くしているけれど落ち着いた気品が感じられました。

戦後まもなくの頃には昭和天皇の宿泊所としても使用されたことがあったとか。
そういえばこの前に石の橋がかかっていたのですが、それまでは
馬車が通過できる程度の幅だったのを昭和天皇がいらっしゃるということで
車の幅のものに作り替えたとか、ガイドさんが説明している声が聞こえてきました。

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これも外からみただけですが倉敷考古館。
江戸時代の米蔵を改装した資料館です。
美観地区の中でも白壁が映え、ひときわ目立っていました。

ここからちょっと道を逸れてみる。
この辺に行くと普通に暮らしておられる一般民家があるようです。
白壁の建物の中に茶色のマーチが置いてあってとてもシックな感じで素敵でした。

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こんなお店もいろいろ。

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ガイドブックに載っていた三宅商店。
内部がカフェになっていて観光客に大人気とのこと。
寄らせてもらおうかと思ってチラッと中を覗いてみたけれど

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ここだけはお客さんがひしめいていて入るのをやめました。(;´・ω・)

おぉー、ここもいい感じ。

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ここもなんだか味わいのある小路。上の「白」い通りとコントラストをなすような「黒」。

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この黒墨の壁はどうなっているのかとよく見て見ると、
板が火であぶられてか、炭化状態になっています。

あとで調べてみたところ、杉板を炭化させて外壁として用いてあるようです。
通常の杉板よりも耐久性、対候性が増すのだとか。
そういえば最近はあまり見かけなくなりましたが、
昔の日本家屋にもこんな黒い壁のものが多かったですね。

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こちらも一般の民家ですが・・・
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そしてまた美観地区のほうに戻る。
これも目立っていた喫茶店。エルグレコ。


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もともとは大原孫三郎氏に関係する事務所として建てられたもの。
大原美術館で名画を鑑賞した後でほっとひといき
余韻にひたるための喫茶店のようです。
ここにも入ってみたかったのですが街歩きのほうを優先してしまいました。

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この後は
倉紡記念館、
倉敷アイビースクエア、
大原美術館、
倉敷民芸館、などについて
書いていきたいと思います。(#^^#)