
東京旅行2日目。食事を終えてからいざ東博へ☆
過去のことですが足掛け8年間ほど裏千家のお稽古に
通っていたことがありました。
それで茶碗や茶道具も少し興味があり、行ってみることに。(*^-^*)
千利休や武野紹鴎ら茶人、そして名だたる戦国武将らが所有した
国宝級の茶碗や茶器が一同に揃い壮観でした。
中でも世界に3つしかない曜変天目を見る事ができ、
それだけでも観覧料以上の価値があったかと。
現存する3つの茶碗さえ普段はなかなか目にすることができないものです。
今回出店されていたのは静嘉堂文庫美術館所蔵の国宝でした。
濃い紺色の地の上の斑紋は漆黒の夜に輝く星のよう。
幻想的な美しさでした。これ、もう再現できる技術が失われているとか。
曜変天目だけでなく、他の茶碗や茶器についても
所有者の変遷をみていると錚々たる大名らがずらり。
(足利将軍、信長、秀吉、家康、三好長慶、細川有楽斎など・・・)
松江のお殿様不昧公のコレクションもありました。
これだけのAAAクラスが一同に集まる機会はめったにありません。
周囲のお客さんの会話が聞こえてきましたが
なにげにとてもレベルの高いことを喋ってる感じでした。。。(^-^;
連休の合間の平日ということもあって思っていたほどの混雑ではなく
比較的余裕をもってじっくり眺めることができたのも幸運でした。
一度とはいわず近くなら会期中に二度、三度と足を運んで
目に焼き付けたい作品の数々でした。
