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友人の福井旅行最終日は敦賀駅から帰りの電車に乗るのにあわせて
敦賀の気比神宮に参拝、その後は日本の三大松原のひとつ、気比の松原へ行きました。

気比神宮のトレードマークである赤色の大鳥居は現在お化粧直し中。
年内は見ることができず残念。↑↑


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北陸道の総鎮守、格式の高い神社です。
菊の紋章があり、高貴な雰囲気がありました。

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「気比」の意味は何なのかとちょっとネットで検索してみたところ、
簡単にいうと「食物の神様」のことのようです。
古事記にも御食津大神(みけつおおかみ)と出てくるとのこと。
遠い昔から朝廷に食べ物(贄)を貢納してきた歴史があり、
御食国と呼ばれるところは三重と共通していますね。

気比神宮から数キロの先に気比の松原があります。
その昔はここも気比神宮の神苑だったとか。

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静岡の三保の松原、佐賀の虹の松原と並ぶ日本三大松原に数えられます。
この日は曇り空なので景観はいまひとつでした。
晴天の下では美しい日本海の青い海と白い砂浜、濃緑の松林と
絵のような風景を楽しめそうです。

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立派な松の木がたくさん・・・。

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三保の松原からは美しい富士山の姿が見えますが
ここから見えるのは北陸電力の発電所。
ちょっと興を削がれる気分ですね。(-"-)

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話が脱線しますが、若狭湾は別名「原発銀座」と呼ばれていて
あの「もんじゅ」をはじめとして15基前後の原発が若狭湾を
縁どるように並んでいます。
下図はネットからお借りしました。

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ここで何かあった場合、北陸地方だけではなく
関西~東海地方に壊滅的なダメージが考えられます。
三重県の津市だってたった120キロしか離れていません。

若狭地方は穏やな海と輪郭の優しい風景が広がり、非常に風光明媚な土地。
その風景からイメージされる土地柄とは対照的な「原発」という現実に
どうも居心地の悪い違和感を覚えます。(-_-;)

敦賀駅です。

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将来、ここに新幹線が通ります。
外観だけはモダンな感じになっていましたが
近辺は昔ながらの古い商店街が広がっています。

数日間、ずっと一緒に過ごした友を見送って
ちょっと寂しい気持ちで帰宅しました。