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今年のクリスマスは北陸で過ごしました。
冬の北陸は海の幸の宝庫。
特にこの時期はふぐや蟹が美味しいですね。
今年のクリスマスディナーはこちらで☆

若狭湾に面した割烹料理のお店です。
店内には立派な生簀がありました。
予約なしで入店したのですが、個室が空いていたので
そちらを使わせてもらえることに。

今回、トラフグのお気軽コースをいただきました。
若狭ではトラフグの養殖がおこなわれており、
生産量は全国5位だそうです。
「若狭ふぐ」としてのブランドが有名です。

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食べなれない高級食材です。(^-^;
こりこりとした独特の食感に感激。

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外皮と内皮と違う食感も楽しめました。

ふぐは大昔から日本人に食されてきた魚ですが、
毒に当たって亡くなる人が多かったため、
豊臣秀吉の時代にはふぐ食禁止令が出ました。
江戸期、ふぐ食は禁止されていましたが、それでも庶民の間では
こっそりと食べられていたそうです。

明治になり、伊藤博文が解禁、当初は下関限定でふぐが食べられるようになり、
戦後になって全国で禁止令が解除されたという歴史があるそうです。


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海外の新聞で、「猛毒を持った魚を食べる日本人はなんて勇敢!ラブ」と、
ふぐ料理を紹介するコラムを読んだことがあるのを思い出しました。(^-^;
美味しいもののためなら命懸けでも~ な日本人のふぐ食の歴史ですね。

てっさ。もっちり&プリプリ、そしてきゅっと引き締まった身は
歯ごたえたっぷり。

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てっちり。二人分です。
ポン酢と薬味でいただきましたが旨みいっぱい、すごく美味しいです。

贅沢なものですが、このあたりで暑くなってきて、クーラーをつけてしまいました。

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追加で注文したアマダイの若狭焼。
若狭焼ってウロコを付けたまま焼くのですね。
塩味が効いていて美味でした。
それに脂ののった身、じゅるっと脂が溶けだしてくるような感じでした。

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鍋を食べ終えたところで最後は雑炊にしてもらいました。
結構お腹いっぱいなのにするすると食べることができました。

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そういえば、こちらに来てからお肉を全然食べていません。(^-^;
普段から肉はあまり食べないのですが、
こちらではお魚が美味しくてすっかり忘れてしまっていたようです(笑)
ついでにいうならば、福井はお米もとても美味しいように思います。
この日も美味しい夕食をごちそうさまでした。


いけす割烹 雅
福井県小浜市香取107

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