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今年最後の紅葉巡りは福井県小浜市の萬徳寺でした。
11月末の訪問です。

江戸時代の茅葺の立派な書院が残っており、
また庭園は国指定名勝庭園です。

書院の上段の間。

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ここは藩主が休憩する間として設けられた部屋です。
他のお寺などでも「上段の間」は他の部屋より天井や床が一段高く
作られていて、一般の人は入れなかったようです。
ここは説明がなかったからよくわからないけれどどうなのでしょう・・・(^-^;

昔、皇太子殿下が休憩に使われたようですね。

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江戸時代、この地の藩主は当初は京極家、その後はずっと酒井家がつとめたようです。
だいぶ冬枯れぽくなってきていますが、白砂が敷き詰められた庭園も立派です。
日本の紅葉百選にも選ばれている場所だと後で知りました。
タイミングを逃したようです。惜しい。(T_T)/~~~

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本堂。


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本堂から書院と庭園を見下ろした図。
この茅葺立派!

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本堂に座しておられる阿弥陀如来像は平安時代後期のもので
とても穏やかで優しいお顔をされていました。
紅葉の時期のほかでは春~初夏の新緑やツツジ、サツキの頃が
また美しいそうです。

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