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舞台は太平洋戦争末期のレイテ島。
極限状態におかれた人間の心理状態、こういう時、
人はどんなふうに理性を失っていくのかが描かれた本です。
今年は昭和史にかかわる本を読もうと思っているので、そのテーマの一環として
選んだ一冊でしたが、舞台は戦場ではありますが、実際には
「極限状況に置かれた人間はどんな行動をとるか」について書かれた本だと思います。
平和な状況では隠れている人間の狂気とか、
普段とは違う角度から人間というものをみることができる一冊でした。
映画化もされているようなので機会があったら観てみたいです。

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食品の添加物の怖さとかインスタント食品が身体に及ぼす悪影響などについての情報は
他の本でも数多く読んだことがあるので特にびっくり!というものもありませんでしたが
やっぱり安いものには「安い理由」があるのですね。
今、安い食品を買って食費を切り詰めることができても、数年後、数十年後に
身体への悪影響が出てしまったらその時にかかる医療費、それ以上に病気によって
人生のクオリティが落ちることを考えるとやはり「今」の食生活をもっと慎重に考えるべきではないかと。
そして「食べ物」への感謝の気持ちを改めて考えることの大切さ。
手軽にコンビニ食に手を出すよりも
手間と時間をかけて料理を作る大切さを子供にも教えてあげることが大事と。
子供は母のそういう姿から自分が生きるために口にするものへの感謝を学ぶことができる、
「食育」の大切さについて考えさせられた本でした。

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中谷彰宏さんの著作は1000冊もあるそうです!
過去に何冊か本屋さんで立ち読みしたことがある程度ですが
こんなに本を出せるってそれだけでもすごいなと。
8月は暑くて難しい本を手にとる気にはなれず、大岡昇平さんの一冊を除くと
気軽に読めるエッセイ本ばかりを選んでしまいました。
これから読書の秋にかけてまたいろんな本を読んでみたいと思います。(#^^#)

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