
旅2日目の夕食はホテル内のメインダイニング「ザ・フジヤ」でいただきました。
箱根には今度いつ来れるかわからないのでせっかくだから・・・と
ホテル伝統のフランス料理のコースをいただくことに。
昭和5年に竣工されたというこの空間はクラシカルで和と洋が美しく調和し、本当に素晴らしいものでした。
高い天上は5.5メートル。天井の格子ひとつひとつに美しい絵が描かれています。

(上2つの写真はウエブサイトからお借りしています)
窓からは眩しい新緑、屋内には至るところに彫刻や絵画がほどこされ、
この空間自体がひとつの美術品のようでした。
ウエルカムプレートは大倉陶苑のものです。
富士山とホテルの図柄。

食前酒にキールロワイヤルを。
アミューズはクスクスとホタルイカを使ったもの。


グリーンアスパラのタルト、海の幸トリュフ風味のヴィネグレット。
ヴィネグレットっていわゆるフレンチドレッシングですね。(^-^;

パンは3種類。なくなるとすぐにお替りをもってきてもらえました。

スープはコンソメスープか本日のポタージュ(この日はじゃがいものスープでした)から選ぶことが
できるのですが、当然ながらコンソメに。ホテル敷地内の湧き水を使用し、長時間煮込んだ
コンソメスープはホテル名物のひとつだそうです。黄金色に輝いてとてもきれい。

魚料理は鰆のポワレ。青のりの入ったブールブランソースで。
白いバターのソースです。あっさりした鰆と濃いバターソースがマッチして美味しい!

肉料理は牛フィレ肉。
このお肉が驚くほど柔らかくて。
こんな美味しいステーキは久しぶりです。
こちらもクリームのソースと絶妙なマッチ具合です。

デザートはイチゴを使ったシブースト。
上品な甘さ、表面の焦げたカラメルが香ばしくて美味しいです。

食後の飲み物は紅茶を。

テーブルを担当して下さった方は程よい距離感で、とても話しやすく、説明もわかりやすく丁寧でした。
対応も機敏でさりげなく・・・接客についてはさすがの5つ星ホテルのレストランだと思いました。
他のスタッフさんたちも温かみを感じさせる対応で、とてもリラックスして楽しい夕食の時間を
過ごすことができました。あの美しい空間と、輝くばかりの外の緑、美味しい食事・・・・
きっと一生の想い出になりそうです。(←大げさじゃなくてね!)ごちそうさまでした。