
今回、箱根で宿泊した富士屋ホテルは明治時代に外貨獲得のため外国人観光客向けに創業されました。
和洋折衷で建物自体が文化財のよう。見事な木彫りの彫刻がいたるところにありました。
建物は5つに分かれています。
これは「西洋館」、明治時代の二階建ての洋館でクラシックな雰囲気。

こちらは「花御殿」、ホテルを象徴する建物ですね。
温泉浴室や温泉プールがこちらにあり、宿泊者は使用できます。

本館。唐破風の玄関。

この他、「菊華荘」という純日本建築の建物もありましたが写真を撮るのを忘れていました。
私たちが宿泊したのはフォレスト館という5階建ての新館でした。
新館ということですが、建てられたのは1960年代とのこと。(^-^;
ロビーも重厚な感じ。
ゴールデンウイークで混んでいたはずなのですが、ごちゃごちゃした印象はなく
サービスの手抜きも全く感じられずとても丁寧でした。
さすが5つ星の一流ホテルです。
欧米のお客さんも多く、照明とか天井とかいろいろ珍しそうに写真を撮っている人がみえました。

部屋に至る廊下。

自販機のコーナー。
なんとなくレトロ感が。

宿泊したフォレスト館の廊下。
ポーターさんはポーランドから研修に来ているという若い男性。
日本に滞在してまだ数か月とのことなのに、敬語もとても上手で驚きました~。

お部屋は3階の和洋折衷で。
窓から見える新緑がきれいです。

広さは多分40㎡はあったでしょうか。
これだけの空間があると快適です。




お風呂はこんな感じ。

全客室に宮ノ下温泉がひかれているのでお部屋で温泉を楽しめました。
温泉浴場もあるのですが、どうも4~5人も入ればいっぱいになりそうな程度の広さ。
そこで他のお客さんにも気を遣うくらいなら・・・と今回はお部屋のお風呂しか使いませんでしたが、
とても快適、ぽかぽかと温まりました。(#^^#)

普段、旅行に出かける時は街の中心にある近代的なホテルを予約することが多いので
クラシカルなホテルは当初、ちょっと使い勝手に戸惑いを覚えました。
徒歩圏内にコンビニもないし・・・(^-^;
でも時間が経つうちに感じるなんともいえない居心地の良さ。
繁忙期なのに静か。しっとりと落ち着いた雰囲気があって、スタッフのサービスもとても良くて。
どこにも出かけないでホテルでゆっくり過ごすのもありかな~と思ったりしました。
敷地内の庭園の新緑がとてもきれいだったので次の記事に続きます~ (*^▽^*)
