
旅2日目は元伊勢 籠(この)神社の参拝からスタート。
「元伊勢」というのは天照大御神が伊勢神宮に鎮座する以前に
祀られていたという言い伝えがあるからだそうです。

ここから先は写真撮影NGなのでご紹介できず残念ですが、
本殿はとても重厚で大変格式の高い神社であることが
その外観からもわかります。
全体的にあの広大な伊勢神宮を縮小したみたいな感じでした。
この狛犬は鎌倉時代に作られたもので、重要文化財。

さざれ石も。

ここは強運を得られる関西有数のパワースポットなのだとか。
特にこれといって何も感じませんでしたが
おみくじをひいたら「大吉」で嬉しかったです。(^-^;
籠神社だけでなく、このエリアは「「パワースポット」と呼ばれる場所が
とても多かったように思います。そういう神秘的な事柄を思い起こさせる
土地なのかもしれません。
次に向かったのが丹後半島。伊根湾岸沿いに舟屋が立ち並ぶ家並みがあります。
遠くから見るとこんな感じですが・・(展望台があります)

近くでみるとこんな感じ。

この舟屋群のことを以前、何かの観光パンフレットでみかけたことがありました。
水上に家がある東南アジアのような住居形式が日本にもあるのかと意外でしたが
今回、ここへ旅行へ行く直前にガイドブックをみていて
それが丹後半島にあることを初めて知りました。

ここは漁師町で、1階は海につながったガレージ、
2階が居室になっているようです。
ガレージといってもそこにあるのは自動車ではなく
船なのですね。(#^^#)
これ以上、アップで撮影すると、干してみえる洗濯物の詳細まで
写ってしまうのでこのくらいで・・・。(^_^;)
内海なので、波が殆どなく、とても静かです。
この辺は広い道路からも離れているので、喧騒もなく、
今を盛りに鳴くセミの声だけが印象に残るような場所でした。
どこを歩いても、穏やかな海が見える環境にはとても心癒されるものがありました。



宿泊していた与謝野のほうもそうでしたが、丹後半島をドライブしていると
コンビニさえ殆ど見つからないのです。昔ながらの地元のスーパーが何軒かありましたが
時代を30年くらい逆戻りしたような感じがしました。
舟屋群のすぐ後ろは道路を挟んで山の斜面が迫っています。
こんな穴が各所にあったのですが・・・・

太平洋戦争の時の防空壕だったところなのですね。
今でも残っていることに驚きました。

子供なら背をかがめて、大人なら四つん這いにならないと
入れないような高さです。中は真っ暗で狭く、内部が一体どれくらいの
広さになっているのかわかりませんでした。
ひとつの壕に、何人くらいが隠れられるようになっていたのでしょうか。
死なないためにこんな狭くて暗い場所に逃げ込まねばならなかった時代が
あったことを忘れてはいけませんね。


丹後半島のドライブ、続きます~。
