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日本三景のひとつに数えられる天橋立。
宮津湾と阿蘇湾が3.6kmにわたる砂地(砂嘴というのだそうです)で隔てられています。

「古事記」の中にも登場するそうです。もともとは天と地をつなぐハシゴだったものが
倒れてしまい、今の形になりました、というお話らしく。

上の写真は傘松公園の展望台からの眺め。
ここへはケーブルカーかリフトを使ってのぼります。
このエリアだけは2度目の訪問。
京都市内で学生時代を過ごしていた頃、友人たちと車で出かけたことがありました。
あの時、日本三景というくらいだからさぞや絶景が見れるのだろうと
期待まんまんで行ってみて、全員で「え、こんだけ・・?」(´・ω・`) って
言い合ったのを覚えています。

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今回も・・・青空の下、とてもきれいでしたが、
「やっぱり、これだけ?」って思ってしまいました。( ̄▽ ̄)

とはいえ、日本海側からの海流が運んでくる砂と蘇湾に流れる野田川の土砂が
堆積して今のような砂嘴が形成されたという、その自然の造成作用を想うと
なかなか感慨深いものがあります。

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この公園が股のぞき発祥のスポットらしいです。
小さい女の子がお父さんと一緒に股の下から風景を眺めようとしている
姿がとてもほほえましくて、内緒でシャッターを切らせてもらいました。

この日は暑くて、これ以上はあまり動きたくなかったので
早々とリフトに乗って下山。
喫茶店に入って黒豆アイスコーヒーを飲みました。


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暑いなあ~と思っていたらそれもそのはず。
外気温は43度を示していました。

次に向かったのは天橋立を反対側から眺める場所へ。

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反対側にくると、旅館やおみやげ屋さん、飲食店などが立ち並び
賑やかな風情です。観光用のフェリーも随時出ていたり、
レンタルサイクルでこの細長い砂嘴を走ることもできるようでした。
(車での通行はNG)

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上の写真後方に見える赤色の橋が天橋立につながる回旋橋。
大きな船が通る時はロンドン橋のように上に跳ねるのではなく、
クルクルと90度くらい回転して船が通るルートを作るのです。
船が通り過ぎるとまたクルクルと元に戻って通行人が歩けるようになる。

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砂嘴を歩くとこんな感じ。松原が広がっています。
傘松公園では40度超えだったけれど、ここを歩いていると
木陰になっているのと、海からの風でとても涼しい。
なかなか良い感じです。

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海のほうをみると海水浴客で賑やかです。
こんな白砂のビーチがいくつかつながっていました。

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三股に分かれている松。
この砂嘴を対岸まで歩こうとすると50分ほどかかるそうです。
私たちは10分くらい歩いてUターンしました。(^^;
夕刻が近づいて海もきらきらと輝いてとてもきれいな眺めでした。
次は夕食へGO。

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