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西南戦争の激戦地となった城山の展望台からは
鹿児島のシンボルである桜島と市街を見下ろすことができます。

桜島は薩摩半島と大隅半島に抱かれるようにして
鹿児島湾(錦江湾)に浮かんでいます。
今回、行ってみて(というか地図をじっくり眺めてみて)
初めて知ったのですが、桜島は大隅半島のほうとは
地続きになっているのですね。
昔の噴火の時に溶岩が流出して大隅半島とつながったそうです。

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鹿児島市は向かって左側の薩摩半島にあるので
こちら側からのアクセスは船になるようです。

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暫く前から桜島の噴火が伝えられていて心配していたのですが
この日は小康状態。目に見える状態での噴煙はありませんでした。
それでもじわじわと何か火口から上っているのか頂上付近は
雲か霧か煙みたいなのに包まれていました。

地図をみて、桜島が意外にも大きなものであることにびっくり。
そして活火山なので人は住めないところかと思っていたら
かなり人が住んでみえる様子であったことも初めて知り、また意外な想いも。

麓をズームアップしてみます。
建築物が多く建っているのが見えますし、
フェリーもいくつか停泊しているのが見えました。

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この日は午前中は雲一つない晴天だったのですが
知覧から鹿児島市内に移動する途中でにわか雨に遭いました。
その後、この城山展望台で桜島を観て、
次の資料館で1時間ほど過ごしたのですが
車に乗り込もうとして車の窓ガラスをみてびっくり。
わずか2-3時間のうちに車の表面が火山灰で
真っ白になっていたのです。(*´ω`)

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夕食時にこの近辺の商店街をうろうろしていた時も
お店の方が外に積もった灰を箒で掃いて掃除されている姿を
目にしました。
これが日常だと洗濯物やお布団を外に干せないし、
大変ではないかと感じました。
鹿児島にいたのは一日だけでしたが、
「地球が生きている」ことを実感してしまいました。(^^;

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