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40歳を過ぎたら、市から毎年、特定健診のクーポンが届くようになりました。
大半は職場での定期健診で診てもらえるものなのですが、
ちょっと気になることがあったので、胃部の内視鏡検査を受けました。
 
私は超痛がり、超怖がりですので、検査前はとても心配で~~。"(-""-)"
胃にカメラ入れるってどんなの?と前日はネットで多くの人の体験談を
検索してしまいました。口からの内視鏡より、鼻から入れるもののほうが
楽そうだ、という感想が多く、私も当日は鼻から入れる内視鏡検査を
お願いしました。
 
市内の大きい病院に行きました。受付を済ませてスタッフの方に
内視鏡検査の場所へ連れていってもらったら待合の部屋があって
そこにはすでに7-8名の方がおられました。
うち半分くらいは大腸のほうの検査を受けられる様子でした。
 
どきどきしながら待っていると、周りの人の話声が聞こえてきて
「ここの先生、上手らしいよ」との声が聞こえ、
あー、良かったー、とちょっと安心。
 
30分くらいしたら、スタッフの方に「胃部の泡を消す薬です」と
液体を紙コップいっぱい飲むように言われました。
美味しくないです。でもバリウムよりはましな味?
その後、鼻から喉にかけての麻酔をします、と両方の鼻から
液体を注入されました。喉にかけて麻酔をするため飲み込んでくださいとのこと。
 
当然、気持ち悪かったです(>_<)。
例えていえばブールで泳いでいて
間違って水が鼻から入ったような感覚。
ちょっとすると、麻酔が効いてきたのかこのあたりの感覚が
麻痺してきました。どんな感じがというと
歯医者さんで歯の治療をしてもらう時に麻酔をかけられて
感覚がなくなるような・・。唾を飲み込もうと思っても
飲み込めているのかどうかわからないようなそんな感じです。
 
前の方の検査が終わってしばらくして私の名前が呼ばれ
検査用のベッドに誘導されました。
 
最初、先生に細長いチューブ状の内視鏡を見せてもらい、
これで検査しますね、と説明してもらいました。
直径5~6ミリくらいでしょうか。
口から入れるほうのものは1センチくらいあるそうです。
右側、左側、片方づつ鼻を抑えられてどちらが通りやすいですかと
尋ねられました。なんとなく右側かなと思ってそう伝え、そちらから
入れてもらうことに。
 
・・・が、実は事前から心配していたことなのですが、
鼻の孔の奥、1.5センチくらいで内視鏡がそれ以上奥に入らない。((+_+))
事前にネットで調べていたところ、
「稀に鼻の孔が小さくて入らない人がいます」と書いてありました。
私の鼻の形は縦に細長く、孔が小さいんですね。
何度かトライしたけれど、かなり厳しそうだったので
もう片方からやってみます、と。
もう片方もやっぱり1.5センチいくとひっかかるんです。(;_;)/~~
 
「ちょっと我慢してくださいねー」と言われ、ぎゅっ・・!と押し込まれ
なんとか通過。多分、ここは大半の人はそれほど苦痛はないはずですが
私は辛かったですーー。
その後はするすると管が通っていきました。麻酔が効いているので
変な感じはしますが痛みはあまりありませんでした。
でも、食道あたりを通過するとき、更に変な感触がします。
なんか、虫・・・例えば毛虫がごにょごにょ・・と
下へ下へ這っているような(笑)
 
胃までカメラがきて、次に「十二指腸も見ますね」とのこと。
以前、知り合いの人が、十二指腸まで内視鏡をいれられて
ものすごく辛かったと言ってたのを覚えていたので、
「えー、そこまでするのー??」と心の中で涙が~~。
でも、この先生、待合室での噂通り、本当に上手だったみたいで
全然、痛みとかありませんでした。するっと入っていって
問題なかったみたいで、するっと胃の部分まで戻ってきました。
 
「それでは胃の全体を見ます」とカメラをぐるぐる。
胃の中を虫が這いまわっている感がありました。
でも痛くなかったです (~_~;)
結構、丁寧に観て下さったみたいで、
お腹の中で虫があっち行ったり、
こっち行ったりしているのを感じました。
私はモニターを見ている心の余裕がなくて
早く終わってくれー、とそればかり願っていました。
 
「きれいな胃ですよ、問題ありませんね」ということで
生検もなく、そのままカメラを出すことになりました。
そして、鼻腔のところで、先生が再び、
「あっ・・!」と。((+_+))
引っかかって、出ないんです。(泣)
 
「ちょっと我慢してくださいねー」と
入れる時と同様、かなり強い目にぐぐっ・・と引っ張られ、
私は鼻血が出るのではないかと思ったほど
痛かったですが無事終了しました。
 
その後、パソコンで画像を見ながら、説明をうけました。
実はちょっと胃炎を心配していたのですが
どこにも見当たりませんとのことでした。
食道部分はつるんとしていて、きれいなピンク色でした。
 
検査時間は多分10分くらい。
鼻からの内視鏡は思っていた以上に楽でした。
口から入れると、オエッ・・としたり、管が太いのでその辺が
辛いそうです。
待合室の他の方も全員が鼻からの検査を希望されていました。
 
鎮静剤の注射を選択することもできるのですが
そうすると、一日、車の運転ができないとのことなので
私は選択しませんでした。(病院まで自分で運転していっていたし・・)
他の人も多分、全員、鎮静剤はいりませんと言っていたっぽいので
鼻からの場合は、鎮静剤をするほど痛みは感じないのだと思います。
 

初期の初期のがんであれば(バリウム検査でもわからないくらいのもの)
手術はお腹を切ることもなく内視鏡でできるそうです。
なので、ある程度の年齢になったら、定期的に内視鏡検査を
受けたほうが安心できると思いました。
 
私もずっと躊躇していたのですが、思い切って受けてみました。
実際、受けてみたら、それほどの恐怖もなく、痛みもなく済んだので、
読んでいただいている方の参考にでもなればと思ってレポしました。
 
 
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