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湯釜を後にして、次は万座温泉に向かいました。
白根山から10数キロのところにあり、ここも標高1800mと
大変高いところにある温泉地です。
このエリアには大きな旅館やホテルが点在しており、
湯治宿のようなタイプも結構ありました。
 
その中のひとつ「日進館」に行ってきました。
日帰り入浴は夕方5時までで1000円。
 
万座温泉は硫黄濃度が日本一のお湯だそうです。
日進館では9つの湯船で温泉が楽しめましたが
これまでに入ったことのある温泉の中では
だんとつの乳白濁色のにごり湯。強い硫黄の匂いがしました。
(下の写真はウエブサイトからお借りしました)
 
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とても濃いお湯で、じんじんと身体に効きそうな感じでした。
露天のお風呂は私の好きな温度がちょっと低めのお湯。
万座の山を見ながら入浴できるようになってます。
露天風呂に浸かってぼんやり向うを見ていたら
気持ち良すぎて、知らないうちに半分うとうとしてしまいました。
 
その後も屋内のお湯に入ったり、また露天風呂に行ったり・・
普段より長湯してしましました。
洋服を着てからも身体から硫黄の匂いが抜けなかったのにはびっくり。
 
昨年の連休は大分の別府温泉に行ってその泉質の素晴らしさに
とても感動しましたが、万座のお湯は更に濃く、
その環境といいお湯の量といい、もしかしたら、
ここってすごい穴場な温泉なのではないか、とか、
ひとり悦に入っていました。(*^▽^*)
 
・・・と、ここまでは良かったのですが、お風呂から上がって
暫くした時、胃のあたりに不快感を覚え、
(あれ・・?)と思っているうちに次は冷や汗が。(>_<)
体調の急変に襲われてしまいました。
 
汗はボタボタと身体中から吹き出してきて
着ていたTシャツがびっしょりになってしまいました。
更に腹痛と吐き気まで・・・。
 
少し前まで機嫌よくお風呂に入っていたのに
まるで胃腸炎にかかった時のような苦しさです。
いったいどうなってしまうんだろうという
不安と苦しさで頭もくらくらになってしまいまい、
その後、一時間くらいトイレから出てこれなかったのでした。。。(>_<)
 
高濃度の硫黄泉は湯あたりを起こしやすいとのことですが
湯あたりは数日~一週間入り続けた場合に起こるものらしく
たった一度の日帰り入浴でそれはないみたいなんです。
それではあれは湯疲れ?(湯あたりとの違いがよくわかりませんが~)
 
調子に乗って、普段の倍以上の時間お湯に浸かっていたことが
災いしたのでしょうか。その後、体調はすっかり元に戻りましたが
効きすぎたのか、体質に合わなかったのか。
よくわかりません。こんなことは初めての経験で、
とんだハプニングでした。
何事もほどほどにしておかないといけませんね。
 
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