
長野市内から近かったのでお隣の群馬県にも足を延ばしました。
旅行の計画を立てていた時に当初は
富岡製糸場に行こうかと思っていたのですが
連休直前に世界遺産登録が発表されてしまいました。
これでは混雑必須~(ToT)/~~~と懸念していた時に
たまたま観に行った「テルマエロマエ」の映画で、ここ草津の湯畑のシーンが登場。
それで急遽、予定を変更してこの日は草津に行くことにしたのでした。

到着してみたら、温泉街界隈は観光客で溢れ道も極狭!
駐車場に車を停めるだけでも結構難儀してしまいました。
連休初日でしたから、どちらに行っても混雑に巻き込まれるのは必至でしたね。
温泉街の真ん中にある湯畑に行きました。
温泉地独特の強い硫黄の匂いが漂ってきます。
ここは草津を代表する源泉のひとつで
1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出しているそうです。
湯畑の中にはたくさんの木の樋が置かれ、湯が下方に向かって流れています。
映画でも説明されていましたが、これは高い湯の温度を下げるための工夫なんだとか。
樋に流しながら温度を下げ、各旅館の内湯や共同浴場へ送られるそうです。

7本の樋に沈殿した温泉成分は定期的に採取され、
乾燥させ、草津名物「湯の花」という入浴剤にして販売されているそうです。
お湯の色はきれいなエメラルドグリーン・・
でもここ、日本有数の酸性度のお湯でPH値が2.1だとか。
一般的な生物は生息できないんですね。

湯畑周辺の歩道の模様がとてもユニーク・・と思ったら
これは岡本太郎氏がデザインを監修したものだそうです。


興味深かったのは、湯畑をぐるりを囲む石柵。
古代・戦国、江戸時代から現代にかけての有名人の名前が記されています。
