旅先ではやっぱり至るところに蕎麦屋さんがありました。
好きなら同じものばかり食べていても全く平気なので
毎日お昼は蕎麦屋さんに行ってました(笑)
どこも特に下調べをして入ったお店ではありませんでしたが
とても美味しくて3戦3勝でした。
 
初日は松本市内の「源智のそば」へ行きました。
今回の旅で初めて知ったのですが松本市は
地下水が市内の各所で湧き出す名水の街なんだそうです。
岐阜県の郡上八幡みたいに湧き水を飲める場所がたくさんありました。
このお店はその中のひとつ、「源智の井戸」 のすぐ近くにあり、
そばを茹でる時もこの水を使用されているそうです。
 
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お店の人気メニューという、エゴマを薬味にした
えごまそば(850円)をお願いしました。
ざるに盛られたお蕎麦は歯ごたえがあって、滑らかで
蕎麦のことはよくわからない自分にもやっぱり何か違うと感じられました。
麺がしっかり冷たくて、水気も十分に切れている感じです。
えごまの香ばしさと重ねていただく味は格別でした。
 
この写真はお店近くにあった井戸です。
全景を撮りたかったのですが、井戸で男の人が
10本くらい大型ペットボトルに水を汲んでみえたので
これは当分写真は撮れないな~と屋根部分だけ撮ってきました。
私もひとくち湧き水をいただいてきました。
 
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源智のそば
長野県松本市中央3-7-8
 
 
2日目は草津で。有名観光地だけにすごい人、人、人。
混雑が苦手なため、すぐに人疲れしてしまい、店を探す気力もなく
湯畑のすぐ近くにあったお店に行きました。
 
ここでは「100日舞茸の天ざる」を注文しました。
セットで1600円、前日のそば屋さんに比べると立地柄、観光地価格でした。
100日舞茸というのは通常の2倍の栽培時間をかけて育てた舞茸で
味、歯ごたえ、香り を追及し、栄養分を最大限に高めた舞茸のことなのだそう。
 
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普段、舞茸ってじっくり味わって食べてないので
味の比較をするにもよくわかりませんでした。(>_<)
でも天麩羅はカラッと揚がっていて、確かに歯ごたえがあり
旨みがあったと思います。
こちらも前日と同じ二八そば。信州産かと思ったら北海道産の蕎麦粉を
使ってみえるそうです。
忙しい店内の割にはスタッフの方の対応もとても良かったです。
 
上州麺処 平野家
群馬県吾妻郡草津町大字草津121-2 1F
 
 
 
そしてそして、3日目。戸隠へ。
私の中では「戸隠」といえば「神社」より「そば」でした。(笑)
現地にはそば屋さんがいっぱいで目移りするする。
 
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本当は別のお店に入ろうとしたのですが、既に営業を終了されていて
通りの向かい側にあるこちらのお店を紹介してもらいました。
お座敷の広いテーブルでいただきました。
 
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冷涼な気候で育ったそばと清冽な伏流水を使う戸隠そば。
これも二八で900円くらいでした。
竹のざるに盛られた独特の盛り方は「ぼっち盛り」と呼ぶのだそうです。
細切りのそばを冷水できっと締めたようなひんやりとした感触、
滑らかで、コシがあって、みずみずしくて・・・本当に美味しいヽ(^。^)ノ。
ここではイワナの塩焼きと、そばがきを追加で注文しました。(2人でシェア)
  
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このイワナの塩焼き、全然クセがなくて、身が引き締まっていて
塩味が効いて大変美味しかったです。
 
そしてそばがき。こんなふうに茹で汁に入れたまま出されたのは
初めてでしたが、お湯の中にあるためか驚くほどの柔らかさなんです。
まるでつきたてのお餅のようで。
でもお箸でサクッと切れる。すごく滑らかな食感。
これは感動もののおいしさでした。
 
戸隠神社の参道にはまだ雪が残っているほどでしたが
お店の周囲も満開の桜が。
こんな美味しい食事をいただけるなんてそれだけでも
信州まで行った甲斐がありました。
 
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 法林坊 御宿小谷
 長野県長野市戸隠2322
 
 
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