

ひとつのコースの中でフランス料理と中華料理の両方を楽しめるというのが面白そうです。
ランチが11:30~16:00、ディナーが16:00~22:00 というのも珍しいです。店内はゴージャスだけれど上品さを感じる雰囲気。落ち着きます。
この日はシェフお薦めコース(7000円)を注文しました。
お酒はカンパリソーダで。
アミューズはクラゲのサラダ。


右側の桜エビをすりすりして潰し、
サラダにかけていただきます。
香ばしい桜エビがサラダの味を引き立てていました。
手長海老と帆立貝のムースリーヌ。
黒い点々はキャビアです。
プリッとした身の部分の下に敷いてあった
帆立貝のクリーミーなムースが濃厚でした。

魚料理。
ナマコとハタのトウチ風味壺蒸し。

ナマコを初めて食べました。(多分・・)
この食感、あまり好きとはいえないです。
そして右側の薬味。そのまま全部かけてしまったのですが
口にしてみたら、長らくご無沙汰していたコリアンダーでした。
ちょっと強すぎて、この一皿は「頑張って」食べたというか。(>_<)
お口直しのグラニテはレモン。

肉料理として運ばれてきた一皿目。
ん、これだけ??
・・と思ったら

ちゃんともう一皿ありました。
子羊肉のパイ包み。

パイ包みの肉を切り分け、一つ目のお皿に移し、それぞれのソースと
絡めて、添えつけのデミグラスソースをかけていただくというものでした。
こんな感じです。デミグラスソースはかなり薄い味つけ。
このソースのおかげで羊肉の臭みがだいぶ和らいでいる感じがしました。
厚みのあるパイ皮にソースを染み込ませて食べるとすごく美味しかったです。

次に運ばれてきたのがこれ。

串を取り、ラップをはずすと・・・
フカヒレの姿煮。テーブルまでわざわざラップした状態で
運んできてもらったのは、あけた時の良い香りが広がる感覚を
楽しめるようにという趣向のようでした。

醤油味のしっかり染み込んだフカヒレは
ぷるぷる、トロッ・・、なめらか・・どうやって表現すればよいのか。
あまり食べたことがないので比較できませんでした。すみません。
コラーゲンがたっぷり入ってそうです。
最後に中華麺。
かなりさっぱり目のだしで、これだけ料理が出てきた後でも
しっかりいただくことができました。

デザートは春らしいピンクを使った盛り付けになっていました。
ジュレがあっさりしていて食べやすかったです。

食後はコーヒーのほか、紅茶、中国茶も選べます。

最後にもう一回デザート。(#^^#)
いちごのコンポート。
シロップは甘すぎずで。

料理の構成は中華とフレンチが代わる代わる出てきたり、
フカヒレスープの包みを目の前で開けることができたり、
いろいろ趣向が凝っていて面白いディナーコースでした。
フレンチ&中華のイメージからくる重さも
ダブルで食べたのに、それほど感じませんでした。
サービスはホテルなので良かったですが、料理と料理の間に
結構待たされました。美味しいディナー、ごちそうさまでした。
大阪市北区芝田1-1-35 大阪新阪急ホテル 地下1階