
JAF会員に毎月送られてくるJAF Mateという雑誌に
興味深い記事がありました。
久保純子さんとジョン・カビラさんの対談で
カビラさんが
「僕が海外や旅に出る時に2つオススメがあるんです。
ひとつは旅の間に集中的にヘビーローテーションで
聴く曲を作って旅の記憶を刻むこと。
もうひとつは旅先で香りを買う」
と仰っています。
香りはハーブとかコロンとか。
そうすることで帰国した時にその音楽を聴いたり
香りを嗅いだ時に記憶が鮮やかに蘇るそうです。
旅行に限らず、ある時期に集中的に聴いていた
音楽を今、ふと耳にするとその時の記憶が鮮烈に
蘇るということがありますね。
あと、匂いとかも。特に海外に出かけた時、
空港に降り立った時の匂いは強く記憶に残ります。
最近、音楽を聴くのは通勤中の車内くらいなのですが
旅先での音楽・・というキーワードで思い出した曲が2つありました。
ひとつは20年くらい前に現地にいた友人と
レンタカーを借りてカナディアンロッキーを旅した時に
聴いていた音楽。
ケニーGというサックス奏者のアルバムを
一週間聴きまくっていました。
今でもこの音楽が聞こえてくると
雪解けの5月の清冽で澄んだ空気の感触、
雄大なカナディアンロッキーの威容と広い広い青い空、
鮮やかな緑が目に浮かんできます。
You tubeからのリンクです ↓
もうひとつはオーストラリアにいた頃、これも現地の日本人4人と
タスマニア島を車で旅した時に聴いていたランディー・クロフォードの曲です。
曲のイメージとは全然違うのですが
やっぱり美しいパステルカラーに彩られた牧歌的な
タスマニア島の風景が記憶に蘇ります。
そういえば一緒に旅した3人のうち2人とは旅の初日が初対面でした。(~_~;)
唯一以前から知っていた友達が紹介してくれたのですが
初めて逢ったとは思えないほどすぐにうちとけ、
4人で順番に運転を交代し、北海道と同じくらいの
面積のタスマニア島を約一週間かけて周りました。
思っていた以上に田舎で、毎日ホテル探しに苦労したこととか、
財布を落としてしまって慌てたこととか。(ToT)/~~~
(私の海外生活の唯一の失態でした)
そんなことまでひとつひとつが記憶に蘇ってくるのですね。
私の場合、普段からあまり音楽を聴くことがないので
たくさん旅行している割にはすぐ思いつくのはこの2度の旅だけです。
もうすぐゴールデンウイーク、旅に出かける方は
何か音楽をお伴にされると旅の思い出が深まるかもしれません~。