
まだお正月の旅行記が終わっていませんでした・・。
旅行3日目、静岡県掛川市にある掛川城を訪れました。
築城は室町時代にまで遡りますが、
私たちに馴染みがあるのは大河ドラマにもなった
山内一豊が城主となってからのことではないかと思います。
現存の天守閣は平成6年4月に復元されたもので
日本初の本格木造天守閣だそうです。

白塗りの壁が青空に映えてとてもきれいでした。
掛川城のおもてなし隊の方々?
あとで調べてみたら掛川城では忍者ガイドサービスがあるのだそうです。
外国語対応も可だとか。
そういえば海外ではNINJAという言葉で通じちゃうほど
忍者の知名度は高いんです。
海外からのお客さんにとっては忍者との遭遇は嬉しいことでしょうね。

これは「石落とし」といって敵が攻めてきた時にここから
石を落として妨害するためのものです。

その他いろいろ展示品を見た後はお隣にある
二の丸御殿へ向かいました。
お茶室もあったのですが、私たちが訪れた1月3日までは
お休みでこちらに寄ることはできませんでした。
現存する二の丸御殿は1861年(文久元年)に再建されたもの。
国の重要文化財に指定されています。

二の丸御殿は城主の公邸、藩の役所、公式式典の場などに
利用されました。残っている御殿建築は全国に数か所しかないそうです。


やはり武家の建物はどこか気品を感じますね。
入って最初に取次の間があって、次に待つ部屋があって
奥に城主の政務の間があります。
明るい太陽の光が差し込んで気持ちがいいです。


枯山水のお庭の向こうに天守の姿を臨みます。
再建とはいえ、往時の雰囲気が想像できる場所でした。
この建物も城主やそれに次ぐ偉い人のお部屋は
広くて陽の良く当たる場所でしたが、
身分が下がるにつれて割り当てられているお部屋のグレードも下がっていきます。
こちら徒目付のお部屋。
諸役人の勤怠などを はじめとする政務全般を監察する役職だったそうです。
冬は寒そうでした ((+_+))

掛川城は山内一豊にとってはいわゆる出世城。
関ヶ原合戦での功績により、一豊は掛川城から
土佐の太守として転封しました。
高知城は掛川城をまねて造られているそうです。
確かに似てます。
掛川城を見た時に高知城に似てるなあと思いました。
数年前に高知に旅行した時の写真です。(#^^#)↓
高知にもまた行ってみたいです。
