
ラバーダックを見た後、近くにあるリーガロイヤルで
久しぶりに夕食をいただきました。
アネックス7階にあるイタリアンレストランです。
普段なら週末に予約なしで行っても、窓際の席が
1-2は空いているのですが
今回、窓際の席は全て予約済になっていて
内側の席に案内されました。

(店内の写真はネットからお借りしたもの。)
夜はイルミネーションに彩られる堂島川を
見下ろせ、とても雰囲気が良いです。

食前酒にジンジャーエールを使ったカクテル。
名前を忘れてしまいました@@;

ワイン蒸しされた鮑が帆立貝の上に乗ってます。
いくつかのソースと併せていただきました。

リガトーニという太めのマカロニみたいなショートパスタを
使ったアマトリチャーナ・ビアンコ。
パスタは茹で具合がこれ以上もこれ以下もないくらいのちょうど良さでした。
今までアマトリチャーナといえばトマトベースのものしか
食べたことがなかったので白ワインを使ったものは全然違う料理に思えました。
ちょっとお肉の臭みが気になってしまいました。(>_<)

魚料理はアマダイのポワレ。
ソースは赤ワイン&グリュスタッセ・フォンで。
グリュスタッセというのは海老や蟹など甲殻類のことを言うのだそうです。
柔らかい白身の部分とパリパリとした皮の部分が対照的で
濃厚なソースを白身に絡めていただきました。

肉料理は仔牛のロースト。
青山椒とベルガモットのソースで。
このお肉は中央部まで均質に火が通っていて
その火の通り具合も絶妙で、とても美味でした。

デザートは林檎のタリアテッレ。
タリアテッレというのは幅広のきしめんみたいなパスタのことでは
なかったっけ・・?とメニューを見て不思議に思っていました。
テーブルに運ばれてきたお皿をみて、おぉ、なるほど、と。
林檎を薄く薄く、長く長く・・切れ目なく帯状にカットしたものが
桃のスープに浸っています。
フォークとスプーンでクルクルと巻いて、アイスクリームと一緒に
食べる、というものでした。

毎回、こちらのレストランのデザートは趣向が凝らされていて
どんなのが出てくるのか楽しみです。
このタリアテッレ状リンゴの凄かったところは全く切れ目がない上に
端1ミリくらいは皮の赤い部分をちゃんと残してあるのです。
すばらしい職人技です。
そして濃厚な桃のスープと酸味のある林檎の相性も
ちゃんと計算してあるかのようでした。

食後の飲み物はエスプレッソにしました。
焼き菓子がつきます。