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長谷寺の次に訪れた室生寺は奥深い山の中に佇むお寺でした。
境内の脇を流れる清流の音がとても清らかで、ここに立っているだけで
気持ちがいいです。
 
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朱塗りと白壁の仁王門。
少し古めかしい雰囲気なのも山寺に似合っているようです。
 
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仁王門の反対側から。
境内は様々な色に染まった木々があちこちに。
でも華やかというよりは、しとやかな美しさを感じる境内です。
 
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室生寺は歴史の中で女性を厳しく制限した高野山に対し、
女性を受け入れてきた数少ないお寺のひとつであったそうです。
このため「女人高野」と呼ばれてきました。
 
昔の女性にとっては救いを求めることができた
貴重な場所だったのでしょうね。
遠い昔、ここを訪れた女性たちの想いを想像しながら境内を眺めてみました。
 
「優しさ」、「繊細さ」という言葉で形容したくなるような雰囲気が
このお寺にはあるように感じました。
 
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小雨が止み、太陽の光が葉っぱに当たってとてもきれい。
緑色の楓に、別の木から落ちてきたのか赤く染まった葉が重なっていました。
 
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有名な五重塔は高さ16メートルほど。
意外と小さいのです。
小ぶりで風情のある石段の上に立つ姿には
凛とした気品のようなものを感じます。
 
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最初、お寺が近づくにつれて空模様が怪しくなり、
小雨が降り出した時は残念・・・と思っていたのですが、
境内の中を歩いているうちに、
このお寺は雨のほうがよく似合うかも、と思い始めました。
 
長谷寺はできたら次回は青空の下を歩いてみたいけれど、
室生寺は雨模様の日のほうが、
お寺の良さをたくさん感じられるような気がしました。(#^^#)
 
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