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常滑市中心部にある散歩道を歩いてきました。
どこか昭和の面影を残す風景があちこちにあり、
思っていたほどの混雑もなく、ゆったり、のんびりと散策を楽しみました。
 
陶磁器会館にある駐車場を利用しましたが
ここを出発点にすると便利だと思います(駐車料金は500円)。
館内で散歩ルートをわかりやすく表示したパンフレットをもらえます。
 
歩いているとあちこちに煉瓦でできた煙突の姿が見えます。
 
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この界隈はどこをみても何かの陶器が目に入ります。
これはよくガイドブックなどで紹介されている土管坂。
 
左側は明治時代の土管、右側は昭和初期の焼酎瓶が使われています。
坂道に敷き詰められているのは「ケサワ」というもので
土管の焼成時に使用した捨て輪の廃材なんだそうです。
 
ケサワはあちこちに埋め込まれていましたが
坂道の多い常滑では滑り止めの役目を果たしています。
土管坂が現在の姿になったのは昭和30年代のことだそうですが
この土地では当時から環境への配慮があったのですね。
 
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一般の民家の塀も焼き物。
これも四角い形をした土管なんだそうです。
 
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こちらは土管坂と同じ円筒形の土管が使われています。
 
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なんだかこっちはコラージュ状態。( ̄▽ ̄)
 
 
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もっとすごいのもありました! 
 
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この通りは陶板で覆われています。
地元の小学生の作品でしょうか。
ほのぼのした雰囲気です。
 
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どこかのお店の前で。
 
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立派な石垣の家もありました。
 
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途中で寄った煙突屋というギャラリー兼カフェです。
建物の中はギャラリーになっており、カフェは外にありました。
 
 
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先週はまだ昼間も比較的、温かかったですが
これからの季節はちょっと外での飲食は肌寒そう。
このプリンの器はお店の人に頼めば持ち帰りOKです。
きれいに洗ってお土産に包んでくださいました。
 
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この厚手のカップ、取っ手部分が大きく持ちやすくて
すごく気に入ってしまいました。(*^▽^*)
暖かみを感じる素朴な風合いがとても良かったのですが
あいにくこれと同じものは販売されておらず、ここで買い物はしませんでした。
 
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ふと目にとまった看板。
昭和を覚えている人なら「懐かしい~」って思う看板ですね(笑)
うちの近所にもありましたが、いつのまにかなくなってました。
 
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お店に至る坂道もこんな感じで焼き物が使われて階段状になっていました。
 
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登り窯と呼ばれる坂に沿って建てられた窯の跡。
1887年(明治20年)頃に築かれたもので
1974年(昭和49年)まで使用されていたそうです。
日本で現存する登窯としては最大級のものだとか。

 
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内部はこんなふうになっていました。
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丁寧に見て歩いたらもっともっと発見があったと思います。
一巡した頃に小雨が降りだしたのでこの辺で観光は切り上げました。
 
坂道が多いですが今の季節なら全然しんどくないし、
こじんまりとまとまっているので、観光もしやすかったです。(*^▽^*)
 
散歩道の途中に江戸時代から明治時代にかけての豪商の住宅が
一般公開されていましたのでそちらにも寄りました。
次回、また記事にまとめてみようと思います。
 
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